September 05, 2018

犬名鑑2018 ディフェンス+ST編

 いかんもう時間がない。後半戦はさらっとでご容赦ください。

【ED】
95 マイルズ・ギャレット 6-4/272 2年目
DPOYを受賞する予定のひと。

90 エマニュエル・オグバ 6-4/275 3年目
ランに強いしハエ叩きも得意なオールラウンダーではあるが、肝心のサック数が2年間で9.5。
しかし、元々かなりの素材先行型と言われていたので伸びしろはまだまだ十分あるはず。ギャレットと2人で60サックや!!!

55 ジェナード・エイブリー(新) 6-0/250 新人
キャンプ最大のサプライズ賞受賞。授与者は小生。以前「弾丸」と評させていただいたが、どうやら現地でも「ミサイル」といった砲弾系の表現が用いられているようである。
大学時代は "非パスラッシュポジションのベストパスラッシャー" としてポジションを動き回っていたが、プレシーズンは専らエッジからの活躍。

50 クリス・スミス(新) 6-1/266 5年目
エッジとして背は低いが腕は長く、スピードでカバーするタイプのラッシャーだが、おそらく想定していた役割においてドラ5のエイブリーに完全にお株を奪われた。
プロ入りから控え一筋、今季もその座は揺るぎそうにない。

92 チャド・トーマス(新) 6-5/278 新人
ドラフトではリーチと言われての3巡、プレシーズンは全休という、今のところサイズとリズム感だけが評価されているDJ。本職が何かを見せる年。

91 イファディ・オデニボ(新) 6-3/275
MINのファイナルカット組。昨年のドラ7で、今プレシーズンは活躍してロスター残留予想もあったようだが残れず。


【DI】
65 ラリー・オグンジョービ 6-3/305 2年目
全然押されない強靭な下半身とブロックを外す技術でスクリメージ中央に君臨するランストップの要。
半年後、ダニー・シェルトンとかいう選手が所属していたことを推定9割のブラウンズファンは忘れることになる。

93 トレヴォン・コーリー 6-1/310 3年目
プラクティススクワッドから昨キャンプにて突如台頭し、そのまま15試合に先発。今季もしれっと開幕ロスターを手にした。
スクリメージの攻防で優位を取れる出足の鋭さを持つが、QBにはなかなか到達できない。

99 デヴァロー・ローレンス(新) 6-2/295 2年目
ドラ7程度でトレードに応じたってことはNOはカットするつもりだったのでは?だとしたらクレーム権1位のブラウンズはタダで手に入れられたのでは?なんてif話はともかく、トレードしてまで押さえたのはブラウンズの期待の表れであろう。
そもそもNOかてかなりの期待を寄せていた選手で、オーバーン時代の最後の最後の試合でACLを断裂したにもかかわらずUDFA契約を結んで1年リハビリに付き合った経緯がある。それを受けたローレンスがプロ初お披露目となった今プレシーズンでいきなり2サックと3QBヒットでNOに恩返しするという、物語的には実に熱い展開だったのに突然のトレード宣告。無常。昔「キングズフィールド3」というゲームで、ヒロインポジションのミーナがどこかに行くと置き手紙を残して家からいなくなって次はどこで会えるのだろうと思いながら話を進めていたらとある道で人が倒れていたのでマップの雰囲気作り的な、一兵卒の亡骸的なヤツかなと思って対象を調べたら「ミーナの死体」とだけ説明が出て回収が終了した時くらい無常。
つまり何が言いたいかというとローレンスは意外とやるかもしれん。あ、そういえば大事な情報を忘れていたがインサイドラッシャーである。現ロスターではオンリーワンの存在といっていい。
なお、これは余談だし、今後いじったり、あまつさえ愛称にしたりするつもりは毛頭ない、そんなつもりは露ほどもないけど元売人。

94 カール・デービス(新) 6-5/320 4年目
アイオワ大時代に欲しうて欲しうてたまらんかった選手が、まさかのファイナルカットで漂流してきた。もちろん不本意な加入方法であるが、あんなツートップのノーズがいるチームで出番なんかあるかいな、ってことで新システムで化けることに期待。
ちなみにファイナルカット組最多の4チームからクレームされたらしい。コーリーの背中は見えている。


【LB】
58 クリスチャン・カークシー 6-2/235 5年目
誰よりも多くのプレーに絡む読みの鋭さと守備レンジの広さを持つ。ビッグプレーが増えればプロボウルにも手が届く。
コミュニティに愛されている人格者。

53 ジョー・ショーバート 6-1/245 3年目
昨季は補欠繰り上がりながらブラウンズ唯一のプロボウル選出。
パスラッシュLBから華麗なるILBへの転身を成し遂げたが、特筆するようなバーストがあるわけでもないのにブロッカーの間をするすると抜けていく不思議系タックラーという本質は変わらない。ここからどういう方向に伸びていくのか。

51 ジェイミー・コリンズ 6-3/250 6年目
2016シーズン途中にブラウンズ入り。ブラウンズで初めて開幕を迎えた昨季は半分以上となる10試合に欠場、スタッツもそれまでに比べると低調だった。
というわけでまだフルシーズンフルパワーのコリンズにお目にかかれていない。そのままお目にかかれず終わるかほりが漂っていないこともない。

52 ジェームズ・バージェス 6-0/230 2年目
昨季のサプライズUDFAの一人で、コリンズの代役としてたっぷり先発経験も積んだ。
4サックを記録しているが、ブリッツがうまいというよりは、ランを含めた相手のショートヤード狙いのプレーに対するスクリメージライン付近での存在感が素晴らしい。2年目は貫禄のロスター入り。

54 タナー・ヴァレーホ(新) 6-1/230 2年目
BUFのファイナルカット組。昨年のドラ6だが今季はチームに残れず。
元はボイジー州立のスター選手で、軽量なぶん守備範囲が広く、スピードに乗ったハードタックルも売りだった。キャンプでジャスティン・カリーに求めていた役割を受け継ぐことになるか。


【CB】
21 デンゼル・ウォード(新) 5-11/190 新人
キャンプでの動きから察するに、チームはウォードをハナっから開幕エースCBとして考えていた気配がある。並々ならぬ期待を寄せられている全体4位指名。
スピードだけでなく、すでにハードタックルを見せるなど意識も高そう。

39 テレンス・ミッチェル(新) 5-11/191 5年目
KCに在籍していた昨季後半に頭角を現したてほやほやの成長株。キャンプ、プレシーズンを経てウォードの反対側を勝ち取り、CBのFA3人衆の争いに先勝。
練習のマッチアップにて、ねちっこいカバーでランドリーを苛つかせ、ついにブチ切れさせて乱闘に発展したシーンは印象深い。ハイ15yd。

28 E.J.ゲインズ(新) 5-10/191 5年目
FA3人衆の一人。サミー・ワトキンストレードの当事者。
シーズン全休の年を除き、新人年からなんやかやでスターターの座を手にしてきたが今季は3番手スタート。これはブラウンズのデプスを褒めてよいのか。

38 T.J.キャリー(新) 6-0/204 5年目
CBのFA3人衆のうち、最も高い契約を交わすもキャンプでの評価が芳しくなく出遅れ。どうやら最後方スタートになりそう。
昨年はOAKで全試合に先発してINTゼロ。契約構造的に、今年活躍できなければ1年で切られる可能性が高いだけに奮起が必要。

37 デンゼル・ライス(新) 6-0/185 4年目
一応4年目だが試合経験はほとんどなし。プレシーズンを見た限りでは、平均以上の身長で小兵のような動きができる、メトロノームの理屈に反するマンカバータイプという印象。
方向転換能力は素晴らしくとも密着できるかはまた別の話。

27 タヴィエア・トーマス(新) 5-10/205 新人
以上、CBは全員(新)がつく文字通りの一掃。GWが昨季のCB陣を如何に低く評価していたかは、ペッパーズの配置以外に、こんなところにも現れている。
窃トーマスが抜けて新たに加入したトーマスはARIのファイナルカット組。Div-IIのスーパースターから今年のUDFAでプロ入りしたばかりの原石なので楽しみはこれから。
ところでデヴァロー(Devaroe)とかタヴィエア(Tavierre)とかってアメリカ版キラキラネームだよね。ほんと読みづれえの増えた。


【S】
23 ダマリアス・ランドール(新) 5-11/196 4年目
トレードでデショーン・カイザーが化けた戦力。地味な元ドラ1。GBではCBとして起用されたが、本人の希望叶って新天地ブラウンズでは大学時代のFSに。
以上の経緯からブレークの素養はあるが、プレシーズンはまだおとなしかった。膝の状態が悪かったらしくプレ3、プレ4と欠場したが、開幕戦は出場できる見込み。

22 ジャブリル・ペッパーズ 5-11/213 2年目
僻地に飛ばされた昨シーズンから今季はSSにコンバート。個人的には「僻地じゃないFS」でのプレーを見たかったが、それでも昨季よりはプレーに絡めるはず。
プレシーズンではまだ思い切りのいいプレーが全くといっていいほど見られなかったが、彼は大学時代を含めてずっとポジション転勤族人生を歩んでおり、勤務地が固定されたことがない経歴を考慮する必要がある。同じポジションで2年目を迎える時こそ本領発揮か。

20 ブリーアン・ボディ=カルフーン 5-9/193 3年目
この時期を賑わせる「ファイナルカットクレーム」の成功例。
ニッケルコーナーとしてデプスに貢献したと思ったら今季はFSに転向。プレシーズンではシングルハイからINTも記録。小さいからこそできる動きがある。

26 デリック・キンドレッド 5-10/210 3年目
めっちゃいい選手、先発として遜色ない、でも彼が先発のうちはチームが上に行けない気がする、ペッパーズ成長のバロメーターのような立場。
とはいいながら本人も昨年初インターセプトを記録するなどちょっと成長中。


【ST】
2 Kゼイン・ゴンザレス 6-0/202 2年目
ブラウンズ新生後唯一のドラフト指名キッカー。
ルーキーシーズン序盤は外しまくって。今季もキャンプで競争を強いられたが、プレシーズンで54ydFGを超余裕のクリアで2年目も無事残留。キックオフの飛距離はふつー。

4 Pブリットン・コルクイット 6-3/210 10年目
キャンプ、プレシーズンでの正P争いは密かに熾烈だった。ジャスティン・ヴォーゲルも安定し、なんならコルクイット以上に飛距離も出す中でコルクイットもミスなく安定。どちらが選ばれてもおかしくなかったが最後は実績、経験の差か。
「ミスしたら負け」というプレッシャーを経験するだけでもキャンプでK/Pを競わせることには価値があるのかも。

64 LSチャーリー・ヒューレット 7年目
暫定リーグ最高給ロングスナッパー。現在の6年契約を全うできれば世界のポンブリ(9年在籍)を超えられる。

Posted by karashimentai at 23:23│Comments(13)
この記事へのコメント
おつかれさまです

窃トーマスは惜しいことをしました
ぜひとも、「さすが本職、盗むのが上手い」と書きたかったのに
Posted by やぎ at September 06, 2018 12:32
いつも詳しい紹介、本当にありがとうございます!!参考になります。

本筋とは離れたネタで申し訳ないのですが(苦笑)、"世界のポンブリ"が久々に出てきて?感慨無量です!

今の若いファンの方の中には「何(誰)やねん、それ?!」って方も増えてきたかもしれませんねw。LSとしてなんと!ドラフト指名され、二度のプロボウルに選ばれた素晴らしいBrownieの一人なんですが、ツイッターも2014年で途切れてしまっててこっそり?心配してるんですよね....元気にしてるのかなぁ??

そんな名選手に"世界のポンブリ"という称号を与えたmentaiさんも改めて"凄い!!"と思いましたよ!うん。(あ、正確な名前は"Ryan Pontbriand"。興味ある方はググったりしてみて下さい)

もちろん、今のLSであるHughlettも応援してます!いつかLSのドキュメンタリーみたいなプログラムを見てみたいですね!!
Posted by ハルっち at September 06, 2018 13:24
攻守とS、とにかく(新)マークが多いですね。数年前からはおろか去年のメンバーすら定着していない。
ドラ1すらキレイにいなくなっている。今年しっかり活躍して来年も残って貰いたい。じゃないとなかなかPOは遠い。

アメリカ版キラキラネームは増えましたね。アンソニーでいいのにデアンソニーとか、マーカスでいいのにジャマーカスとかもそうなのかな。縁起が悪いので親指隠してください。。
Posted by vinta at September 06, 2018 21:35
D#選手名鑑、ありがとうございます!今シーズンは、期待してよいのでしょうか?
Posted by ぶち戌 at September 06, 2018 22:55
ギャレットとオグバー、合わせて60サック!1人辺り30サックのNFL記録デュオ!これはDPOY待ったなしですわ。
Posted by アノニマス at September 07, 2018 08:49
今年のファンタシードラフトでは、
Garret、Kirkseyは当然として、Callawayも獲ってみました。
シーズン終了まで、全員自チームに残せるような成績を挙げてくれれば、3勝くらいはいけるかと思っています。
Posted by redhotburger at September 07, 2018 14:19
コーリーが怪我明けで回復具合がわからなく、DJチャドは今シーズンは使いもんになんのか?っていう状態だったので、デイビスとゼテルは良いデプス強化になったと思います。

ランDは最低でも昨シーズンくらいやれるでしょうが、パスDはウォードがどれだけやれるかですかね。彼の控えめな性格もあったかまだ目立ちませんが、今シーズンはウォードにブラウンズの成績がかかっているような気がしてなりません。
ルーキーにそんなにプレッシャーをかけるのも如何がとは思いますが(笑)

開幕戦は最大20M弱の風が吹く予報だそうですが、ゴンザレスにはあっさりと決めてもらいたいものです!
Posted by くうた at September 08, 2018 21:25
セカンダリーが覚醒しないと厳しいですな。
ギャレットの反対がキーですかね。あ、去年もだったわ。
Posted by oilman at September 09, 2018 22:09
シーズン明けましておめでとうございます

もはや、「伝統的」に勝てない開幕戦でしかも相手はPITですから正直期待はしていなかったのですが、スタッツを見る限りではいい勝負だったようで何よりです

まぁ、「ここまでやるなら勝てよ」とは思いますが、それも含めてブラウンズと言う事なんでしょうかね
Posted by やぎ at September 10, 2018 12:02
管理人様、シーズン明けましておめでとうございます!私も朝起きたら、同点でオーバータイム突入していたのに(・_・)た次第ですね😅どうせなら、サヨナラホームランならぬサヨナラタッチダウン(どんな例えだよ!)を期待しました。まあ、良く健闘したと思いますね
。次の試合に期待が持てる試合ですね
Posted by ぶち戌 at September 10, 2018 12:41
まともに考えてギャレット30サックは堅いでしょう。0勝チームからのDPOYなんて最高ですわ(笑)
Posted by BYU at September 10, 2018 13:33
ギャレット化けもんですね。
相手のLT結構反則もしてたんじゃないのかなぁ。
でもこっちのOLも結構ボコられてましたね。

とりあえず、第一線で昨年の記録更新。
やったね、ヒュー。
Posted by くろたん at September 10, 2018 22:14
守備はなかなかいいスタートを切る開幕戦でしたね。
ウォードがいきなりABとまともにやり合えたのは素晴らしかったです。こりゃ一年目からセカンダリーのキーですねえ。
ギャレットは、開幕2サックですから概ね平均ペースといえますw

>redhotさん
ファンタジーでキャラウェイとは勝負師ですねw
Posted by mentai at September 14, 2018 19:27