November 04, 2017

まだ半分しか終わってないのかよ 1

 まずは先日のトレード不成立ネタの続き。
 トレード成立のためには、当事者の両チームがそれぞれ大本営に報告し、条件の一致が確認できれば成立だそうで、当初騒がれていた書類整備云々はトレード成立後でもいいそうな。なにその未練杯。
 で、この大本営への報告を怠ったのはブラウンズ側。
 マニボーズはもう過去にやっている手続きだから知らなかったなんてことはない。インターンか誰かに任せっぱなしで確認を怠るような手続きでもない。となると残された可能性は……

***

 Byeにブラウンズを考えるシリーズ。一応その3までを予定していますが今季は全く気力が湧かないよってに。
 今回は、GMに対する小生の現スタンスなど。

 先に結論から申し上げると、マニボーズの放逐は全く望んでいない。支持不支持以前に、GM職はHC職にも増して「3年は待たないと成果がわからない」仕事だと考えており、実際に2年目選手がそれなりに伸びている実情を鑑みれば、アプローチ失敗と断ずるには明らかに時期尚早。ま、完全に失敗しているところは一つあるけど。
 以下詳細。

1. トレードダウンズ
 巷でいじられまくってる、カーソン・ウェンツを獲れる位置でのトレードダウンとデショーン・ワトソンを獲れる位置でのトレードダウンの話。
 混同したらいけんのは、ウェンツやワトソンの活躍と、今のブラウンズの弱さには直接の関係がないことである。彼らをスルーしたらしたで代わりに素晴らしい選手を獲得していれば何も問題ない。
 で、実績は以下の通り。トレードは多段階で行われていて複雑なので、とりあえず成果物のみを記す。
 
 [ウェンツのところのダウンから]
  WRコールマン、Tコールマン、QBケスラー、Sキンドレッド、Gドランゴ、WRルイス、WRペイトン
  ‘17ドラ1(ワトソンのところ)、QBカイザー、’18の2巡(TENの位置)

 [ワトソンのところのダウンから]
  Sペッパーズ、’18の1巡(HOUの位置)

 デプスの強化が目的なら成功といえるだろう、再建初年度にデプス確保すんのかよという問題を除けば。
 個々の獲得商品の値踏みはお任せするとして、最も重要なポイントは、このトレードが未完だということ。来年の1巡と2巡が残っているので失敗トークはまだ早い。まあ概ね失p(


2. FA/選手トレード
 当たりはCBじゃまー・テイラーとCBジェイソン・マコーティ。いずれも安く獲得して、ブラウンズでキャリアベストシーズンなんじゃというパフォーマンスを披露中。バイアスをかけずに現状を評価すれば2人共ヘイデンより上である。悲しい哉。
 LBジェイミー・コリンズは、まあ元が高いということもあって、当たり組に入れられるほどの存在感は示せていない。CトレッターとGザイトラーは連携がとれていくこれからということで評価保留。
 ハズレ筆頭はもちろん「うんブリ」ことケニーUnkoブリット。ボール捕らない、オフにカイザーを飲みに誘いだしててめえは門限破り、ロッカールームでの評判も最悪という文字通りの排泄物。ロンドンゲームではとうとうヘルシースクラッチで出番をもらえなかった。こんなんに17M保証という、QB以外では歴史にその名を刻む契約。なんか、NFL選手はみんな一生懸命やっているとかいう美化された幻想を抱いている方もおられるようだが、そんな幻想はブラウンズファンにでもなって現地情報を丹念に追えば1シーズンで吹き飛ぶであろう。億単位の給料泥棒をうんこ呼ばわりしていいのは州法で定められている。

 サシ政権初年度に新規獲得したFAは5人いる(RGIII、デマリオ、Aベイリー、Rムーア、タグル)が、誰一人残っていない。
 また、個人的にはそんなに反対していないデマリオ・デービスとカルヴィン・プライアートレードも、結果は単なるネタの提供であった。
 総じて、及第点には達していないというべきか。特に今年はBUFが引きまくっているので猶更。


3. WR整備方針
 とにかくダメ。グレードF。QBがネタにしやすい状況なのは理解するが、フロントが本当に批判されるべきはQBよりもWRであると考える。QBは不運だがWRは怠慢。
 コーリー・コールマンの2年連続手首骨折を差し引いても、他チームならロスター入りさえ危うい面子しかいないんだからコールマン一人いたところでどうにもならん状態だし、そもそもコールマンかて未知数のままである。NFLチームがこんなユニット作ったらあかん。
 リカード・ルイス指名時、「サミー・コーツの代わりか」と思ったものであったが、まさかルイスを保持したままサミー・コーツご本人を獲ってきたところで、彼らの間違った方向性に気づいた。キャラ丸被りのうえにボール捕れないフリーク重ね掛け。2人を大学から送り出したガス・マルザーンは元ベイラーのアート・ブライルズと似たところがあって、獣を獣のままフィールドに解き放つオフェンス戦略の奇才なのであって、獣をプロ向きに仕上げてNFLに送り出すとかそういうことはあまり考えてない。そういえばゴードンもコールマンもブライルズ産であった。
 マニボーアプローチにおけるWRはフィジカルフリークであることこそが命のようだが、真剣に方針転換のうえ、次はちゃんと捕れるWRを押さえていただきたい。ただし「2巡WR」は呪いがかかっているから1巡マストで。


4. 擁護論・・・?
 オグバ、ナッシブ、ショーバートと2年目選手がまあまあ伸びている。ウェーバー拾いのボディフーンまで含めればまあまあの補強はしている。同じ感じでヌジョークやペッパーズ、DTの2人あたりもまあまあ来てくれれば、さらにまあまあ伸びる。
 一方、空っぽのどん底スタートなので上がり目があるのは当たり前ともいえる。我々は決して、やったぜシーズン6勝だぜ赤飯じゃーとかそういう喜び方をしたいのではない。勝てるチームを作るのは現場だが、フロントも、こんだけ指名しとるんだから1人2人はプロボウラーが出てくれないと評判はじわじわ落ちていくだろう。なおギャレットはGMの手柄でもなんでもないからカウントから除く。
 カイザー話は別項にて。

Posted by karashimentai at 15:11│Comments(5)
この記事へのコメント
お邪魔します。
MLBでマネーボールが成功した(プレイオフは別として)のは、単に統計分析を持ち込んだからではなくて、「出塁率」「選球眼」に着目すれば、コスパの良いチームが作れる!という気付き・ヒラメキにあったのではないか?と思ってます。
ので、現在のWR評価軸が間違ってるとしても修正すればよくて、ヒラメキは簡単には見つからないけど、見つかればすごいことになる、そういう期待値で見るべきかも。
などと考えました。

GMは最低3年...のご意見、先日ちゃちゃ入れてしまいましたが、客観的に(自虐的に?)見られてるmentaiさんが、成長してると評価されてるところ、失礼しましたと土下座させて頂きます。orz orz

失礼しましたー。
Posted by brkn at November 04, 2017 22:22
CNNを見ていたら、
ワールドシリーズ出場チームは、どちらともマネーボールタクティクスを採用とのこと。

初の試みは簡単ではないでしょうから、僕は後三年は我慢する所存であります。
成功すれば、マイケルルイスに書籍化待った無しでしょうから、何とか成功させて
Posted by redhotburger at November 04, 2017 23:02
どうもこのチームは、ファンをやきもきさせる事がお好きのようですね😅そろそろ真面目にやって欲しいものですがね
Posted by ぶち戌 at November 04, 2017 23:15
ディフェンスのギャレット
オフェンスのゴードンが揃って、
後半戦CLEの快進撃が始まる!

という夢をしばらく見てもいいでしょうか。

…ゴードンはNFLの横山やすし師匠だからなあ。
 出てくれば面白いんだけど。
Posted by くるりん at November 05, 2017 08:56
>brknさん
1人くらいもっと派手にブレークする選手が出てきてほしかったので満足しているわけではありませんがw
次はオフェンスにオールインのオフになるでしょうから、そこが見極め時でしょうか。

>redhotさん
アメフト仕様にする試行錯誤もあるでしょうしねー。
試行錯誤の成果を他チームで出されるベリチックパターンがとにかく最悪ですから、今は辛抱ですね。

その本読みたいなあw

>ぶち戌さん
マキャロン事件は確かに不真面目ですわ

>くるりんさん
11月は彼のニュース(が、出ないこと)にやきもきして終わりそうです。
今シーズンは終盤に勝っても差し支えないのでw攻守がかっちりハマる試合を一度は観たいですね。
Posted by mentai at November 05, 2017 20:45