’17 Week2 @BALTIMORE 雑想
ライブ観戦できず、先に結果を知ってからの録画観戦のため、感想がいつもより淡泊かもしれません。
「力負け」よりも「若さゆえの自滅」の度合いが大きいので、決して絶望的な負け方ではないが試合を観る価値は皆無。
BALTIMORE 24-10 Cleveland
1. 本日のデショーン 15/31(48.4%)182yd 0TD/3INT レーティング27.3
3INTに加えてファンブルロストも1つあったので計4つのターンオーバー献上。
被サックは先週の7から2まで減らしたので、先週の教訓として急いでボールをリリースすることを意識した結果サックがINTに転化しちゃったってことで、まあ健康的にはむしろ改善ってことで今はいいんじゃないすかアハハハハハハハハハハハと笑って済ませたいところではあるが、彼は後述の通り試合を一時離脱しており、計8ドライブしかプレーしていない。それで4つのターンオーバー献上だから若干やりすぎと言えなくもない献上率50%。また本日の10得点は全部ホーガンドライブでありカイザーは1点にも貢献していないから、さすがにいいところなし。
でも先週の課題だったサック減少を達成したように、この試合でまた一つ課題ができたはずだから次は楽しみ……もしくは新たな課題が生まれてムズムズするだけ。もうここまで来たら徹底的にOJTで育成しますか。
さて一時離脱の件。
2Q途中に抜けて、3Q途中に戻ってきた。実況解説が、もしかして乱調を理由にベンチに下げられたんじゃないかと推測を開始したところですぐに続報が入り、偏頭痛だと。しかも試合中のプレーによるものではないと。
で、試合後に、偏頭痛は持病だと。試合中に発症したのは高校時代以来だと。
……あのう、貴殿が試合続行できないほどの偏頭痛持ちだったなんて、鋳型ができるほどの耳クソが溜まってるくらい初耳なんですけど。
本日一番の衝撃だった。開幕先発に大抜擢した手前、Week2にして普通にベンチに下げたことを隠したいがための嘘であってくれたほうがマシだわ。
2. 本日のケビン 5/11(45.5%)118yd 1TD/1INT レーティング77.1
祝・プロ初タッチダウンパス。こんなに早く出番が来るとは。
出てきて早々、あまりにも順調すぎるTDドライブであった。去年はリードオプションしかやってなかったから、いきなりのロングパス連発にBALも面食らったのかもしれぬ。しっかりオプションキープでダウン更新にも成功してるし、リリーフ投手としてはなかなか面白い。
そんなホーガンを試合途中でカイザーに戻したのも賛成。ハーフタイム直前のINTは緊急登板だったことに配慮して許してつかわす。
3. ハーフタイムショー前座
最近のブラウンズは、ハーフタイム突入直前に必ずといっていいほど失点、奇跡的に失点しなかったら赤飯じゃあ赤飯を炊けいとファンが狂喜乱舞するような試合を続けている。
今回はその集大成的なやつ。
残り57秒@自陣48yd地点でブラウンズボール。
ファーストダウンも1回更新して敵陣40yd地点まで入る。
ション君のフォルススタートで後退直後、つまり時計が止まっている状況で、ヒューが謎のタイムアウトをコールして前半のタイムアウトを使い切る。
この時点で残り29秒。あと10yd程度でいいんだから一度はランを使いたかったはずだが、タイムアウトがなくなったせいもあってか最初からパスをコール。
そして、今それだけは絶対やっちゃダメだろというINT。
残り19秒@敵陣40yd地点でBALボール。タイムアウトは残り1つ。できれば止めて時間切れに持っていきたいが、最悪FGは仕方ない局面に。
2プレー目、今それだけは絶対やっちゃダメだろという37ydランを食らう。
残り5秒@敵陣2yd地点。時間的に次のプレーに失敗したら無得点に終わるリスクが高いシーンで、BALは蹴らずに余裕ぶっこいてパス。見事に決まってTD。
誰に対する怒りとかじゃなく、ただただうんざり。ネタでも何でもない、うんこにまみれてるだけのシーケンス。うんこで笑わせようとするネタはネタとして認めません。
4. は? ヒギンズ??
現地金曜日だったか、PSにいたWRラシャード・ヒギンズを急にロスターに昇格させ、DEタイロン・ホームズをカット。
で、いきなりチームのリーディングレシーバー。
昨季一年の通算成績が6捕球77ydで、本日だけで7捕球95yd。
試合実況中の説明によれば、デュークを開幕戦のスロット専任からRB兼任に戻したかったので、スロット要員としてヒギンズを呼び戻したと。
一方、試合後に流れた噂のひとつは、PSとしての今週の練習内容がめちゃめちゃ調子良かったため、他チームに攫われる前に呼び戻したと。なおこちらの噂を裏付けるものかどうか、ヒギンズ本人も「もう二度とカットされたくない」と気持ちに火が点いたことを告白している。
まあ理由はどっちでもいいか。火が点いたならウェルカムツークリーブランド。
5. ヒギンズ以外のWR
落球についてはなんと申しましょうか、こんだけキャッチングに難ありと前評判の高かったレシーバーばっかり集めてたらそらこんなことにもなるでしょうとしか言いようがない。本来なら、落球するぶんだけブチ抜くことでトレードオフになってなきゃいかんのでしょうと。
“大物FA” ケニー・ブリット様は本日1捕球2yd。控えめにいってスペースデブリ。2試合で2捕球15yd、1落球、1オフェンスパスインターフェア。ドウェイン・ボウなんて1年で切れる契約だったからかわいいもんよ。
そしてコーリー・コールマンが、4Qに負傷退場。現時点で確報ではないが、去年と同じ個所の骨折だろうと見られている。
コーツ(ルートラン途中放棄ありがとう)とルイスなんて両方は要らねえだろどっちかインアクティブにしろ代わりにケイセン出せ。ブリット(宇宙ゴミカウントダウン中)、ケイセン、ヒギンズのスリートップでいいだろう、もうメインはTEなんだから。
6. ディフェンス
ハーフタイム直前のあれは普通に切れるけど、オフェンスがギブアウェー5回やって24失点ならディフェンスを責められない。
後半のBALを3失点に抑えたのは、後半開始早々にRGマーシャル・ヤンダが退場したから。BALオフェンスは、4Qにランに切り替えたのなら逃げ切り目的だろうが、3Qから早々にランランランに切り替えたのは、ヤンダ抜きのパスプロに不安があったためだろう。もうちょっと止めたかった気持ちもあるけど、まあ逆転の気配がミジンコほどもなかったから気持ちが切れてたかな。
あ、そうだ一点だけ。ブラウンズのDCは、TEというポジションの記憶を催眠術かなんかで消されるの? なんかそういう就任の儀式が代々存在してるの? ワトソン36歳にあんなにやられるなんて予想できない、つーか誰かカバーつけなきゃワトソン46歳でもやられるだろあんなの。
7. NEXT
@IND。
とりあえずのベガススプリットは、アウェーなのにブラウンズ有利とか。
言うまでもなくラックの欠場が大大大前提で、やっぱラック出ますとなったら10点くらいひっくり返るだろうから感想は特にありません。
ただ、@INDはラック次第としても、その次はドルトン絶賛崩壊中のCIN、2017タンクオブザイヤーのNYJ、オフェンス野戦病院&ルーキーQB対決の@HOUと続く。ここまでに2勝できなくば、シーズン5勝の目標からかなり遠のく……という皮算用も虚しいか。早く1勝してくれないと。もしかして、ブラウンズを応援するのは時間の無駄なのか?
Posted by karashimentai at 19:03│
Comments(9)
毎回、前半終了間際は動乱(大袈裟)が起こるるので目が離せないんですが、今回はBAL側も酷かったと思います。
58ヤーFG自体はまあキッカーを考えればわからなくはないんですがその直前に時間かCLE側のタイムアウトを削る努力を怠ったように見えました。
そして、それに対してCLEは灸をすえてくださらないんですね・・・。
いや、あの段階から余裕だったんだなあと。
あの程度の判断ミスなら難なく上回ってしまうところが困りものですw
今日も試合観ていなかったのですが(そればっかりですね😅)前半で試合が決まってしまったようですね😓何か次に繋がるような攻プレーはなかったのでしょうか?
はてmigraineってなんの怪我やろうと思いググってみたら偏頭痛とな。ブラウンズQBは新境地を開拓し続けてくれますねえ。
手前しか使わないケスラーと奥狙いばかりのカイザー。両者をフュージョンすればスターターレベルのQBが誕生するのでは。(持ち過ぎ病は治らないけど)
ベンが今年のCLEは多くの人を驚かせると言ったのに全半終了間際数十秒で鮮やかな被TDは困ります
今回はTwitter(#Browns)で経過を見ていたのですが
「migraine?俺なんて18年間ずっと偏頭痛じゃボケェ!」
ていうTweetに粗品を贈呈したい。
お疲れ様です。
前半終了間際の37ydランですが、ペッパーズがワンカットであっけなく抜かれたのが気になりました。なんていうか、後方に下がりすぎてて詰めが遅かった故にやられた気もしないでもないです。勉強期間でしょうけど。
プレーアクションからTEへのパスが、毎年笑えるほど決まるのは何なんでしょうか。DBがチビばっかですので、LBをつけるんだと思いますが、このタイミングでのコリンズ脳震盪は気がかりですね。。。
>ぶち戌さん
控えQBのドライブくらいでしょうか。
>青が好きさん
えーもうルーキー諦めたのかよ、と思ったら新境地でしたw
>9さん
確かにそのフュージョンは持ち過ぎのまんまですねw
>てつさん
こりゃベンも怒ってるでしょうw
>oilmanさん
よくよく考えると深刻なんですが
偏頭痛は(症状の差はあれど)実体験しているファンが多いでしょうし、試合中は「オイ!」ってなりますよね。
>kirk12さん
確かにセット位置が遠すぎて勢い余ったのも一因かもしれませんね。
だとしても最後尾が勢い余るのは許されないですがw
次の試合はオフェンスを確実に止めたいので、コリンズに抜けられると痛いです。