August 30, 2017

’17 プレ3戦目とその後のQB以外わちゃわちゃ

 せっかくエンジンがかかってきたのにちょっと帰省しますよって次は開幕戦レビューかな。

1. 続・伸びてそうな2年目
 先週はショーバート、ボディフーン、ナッシブを挙げたが、伸びて”ほしい”マイトップ2が不在であった。
 今週名乗りを挙げたのはマイ2位のWRコールマン。前半だけで、難しいナイスキャッチ2発を含む4回66yd。まあ去年もケガさえなければというところはあったけど、彼が相手守備を警戒せしめる存在にならないと。
 下のGIFプレーの最重要ポイントは、パスの精度とかルートランとかキャッチングといった個々の技術ではなく、”Kizer to Coleman”であった事実そのものに尽きる。

 先週挙げた3名は、ややおとなしかったボディフーンを除き引き続きナイスプレー。特にショーバートはいよいよ本物感を漂わせている。ツーダウンでは下がり気味のMLB、パッシングダウンになればしれっとエッジにセットして、いずれのポジションでもプレーメークできておりGW守備で躍動中。このままレギュラーシーズンもお頼み申す。
 ナッシブは、相変わらず2ndチームでドミネートしたのみならず、1stチームでオグバがサックを決めたプレーでは反対側でダブルチームを引き受けていた。
 なお、伸びてほしいマイ1位は言うまでもなくケスラーであったが、今後彼が挙がることはもうなさそう。元々ポテンシャルでは勝負にならないカイザーに追いつき追い越す日が来るとは思えない。


2. ペッパーズがシングルハイSでインターセプト、ってもう書ける悦び
 カレッジ通算INT数に並びました。
 これまで、2ディープの片割れとしてのプレーは頻繁に確認できたが、シングルハイをどのくらいやっていたかは不明であった(プレーごとに見返せばわかるんだろうけど)。件のINTのシーンは、相手オフェンスがレッドゾーンに突入していて、守るエリアが狭かったからこそのシングルハイだったかもしれない。
 とにかく、エンドゾーン間際でのINTはDBとして最上級の仕事であり、手薄すぎるSにおいて開幕から戦力になることを示したことが何よりも重要。NFLに居場所があるかどうかわからんっつって指名位置を落とした男じゃけ、居場所さえ見つかったら期待値がたちまちトップ10級に跳ね上がる、それが彼を応援する醍醐味。


3. ギャレットはスタッツなし
 もちろんサックを決めるに越したことはないが、ブラウンズDの中では断トツで警戒されるであろうことを考えれば、ある意味これが真骨頂。意図されたものかどうかはさておき、ギャレットを起点に、ギャレットを囮にして前半の1stチーム対決を3失点に抑えた。
 非公式スタッツとして、PFF調べではQBヒット1回にQBハリー3回を記録。どんくらいのハリーかというとこんくらい。

 ウィンストンのクイックパスが異常な精度だったために短いのはガンガン通されたものの、こういうプレッシャーが常時かかるようなら相手は長いのを通せない。今年のDはギャレットで”削って”いくのである。


4. '17ブラウンズは守備でアイデンティティを確立できるのか
 LBは最近ショーバートばかりに言及しているが、カークシーもコリンズも別に調子が悪いわけではなく、ショーバートに負けじとガンガンプレーに絡みまくっている。今年、DLが楽しみだとは思っていたが、もしかしたらLBはそれ以上かもしれぬ。シーズン中盤あたりからのフロント7だけを切り取ればどこぞのプレーオフチームかと見紛う夢まで見たい。でもこんな年に限って地区内対決の半分が開幕4試合で消化される。
 そのぶんDBはかなり不安なままだが、ペッパーズ以外の明るい話題として、移籍2年目で昨季ケガで全く活躍できなかったマーカス・バーリーが密着カバーでCBロスター争いに名乗り。また、去年はまぐれたったんじゃないかとチョットだけ不安だったじゃまーテイラーが、どうやら本格的にドラフト時の期待値に達しようとしている。プロボウル級とかいうレベルではないにしても。
 プレシーズンの守備を見ていると、スタイルは違えど往年のPITを彷彿させる構成まで浮かんでくる。すなわち「プロボウル級のマンカバーコーナーなど要らぬ、パスはQBごと潰せばよい」を4-3ベースで具現化しようと目論んでいるのが今年のブラウンズなのではないか。フロント7は新生ブラウンズ史上最高の戦力になっているかもしれない。

 また守備全体のパフォーマンスとして、カイザーのINTやデュークのファンブルロスト後といった嫌な敵ドライブを三凡で終わらせ、ああそうだワシはNFLを観ているんだという感情を久々に思い出させてくれた。
 
 
5. FCSサック王対決
 プレ最終戦最大のお楽しみ要素。
 本日はタイロン・ホームズがストリップサックを決め、プレシーズン2サックと大きく前進。これにて、純粋なパスラッシャーとしてはホームズがリードした気はするが、カーター・シュルトはランプレーにもよく絡む点に優位性があり、まだ甲乙つけがたいというのが個人的見立てである。
 いずれにしてもどちらかは残してほしい。夢がある選手をロスターに残しておくとファンの引き止めにつながりますよたぶん。


6. K争い
 パーキーに39ydと47ydを蹴らせて(両方成功)、ゴンザレスには55ydの試練を付与(距離は余裕だったが左にそれて失敗)。
 今日の出来で優劣はつけようがないと思うが、パーキーのFG成功は、外せばカットが待っているというプレッシャーの中でのことだからそれなりに評価はされるだろう。そういう意味ではゴンザレスがちょっと気の毒なプレ3であった。
 ゴンザレスが飛距離で勝っているのは歴然だが、逆にいえばそこだけ。争いの結末は全く予測不能。


7. その後のカッツ
 Cゲイブ・アイカード、FSエド・レノルズ、DEキャム・ジョンソンの3名。他チームでもそれなりにロスター争いには入れそうな面子ばかり。
 アイカードはまあ、今季はロスター当落線上Cをかき集めてのキャンプだったがゆえに元々厳しい戦いであった。
 レノルズは、一時期弊留置場で先発もあり得るのではと予想していたが、ケガのせいで一転カット。フロントが、ペッパーズのS適性の高さを目の当たりにしたがゆえの動きでもあると妄想したいところである。
 そして、昨季9先発3サックのジョンソンがこのタイミングでカットされたのはサプライズ。FCSサック王ズが期待の持てるキャンプを送っている証では、と好意的に解釈したいところであるが、どうやらレノルズ同様にケガが原因らしい。いつの間に。
 ただDEの控え枠争いは、ナッシブが頭一つ抜け、腐ってもドラ2のオーチャードが続く。ケガ人の穴埋めとして素晴らしい仕事をしてくれたが、正直今季の開幕ロスターはどのみち難しかったといえる。
 ちなみに、先日ツイートした「DLで53ロスターに残して欲しい12人」のうちに彼は入っておりません。まあそんくらいブラウンズが本気で力を入れているユニットといえませう。


8. トレードルーマー
 オス、アーヴィング、ヘイデンを売り出しているとの報。カスな証券アナリストかよ。そんなもんオスとかアーヴィングでトレードできるなら何か得たいに決まってんだろ。
 ヘイデンはもちろん前の2人と同列ではないが、トレード相手が11Mを負担することになる。条件次第とはいえ、地元コミュニティへの貢献度が高いヘイデンのサラリーを被ってまで放出することには心情的に賛同しない。

Posted by karashimentai at 20:41│Comments(6)
この記事へのコメント
ヘイデントレードとか言う前にFSコンバート検討して欲しいって書こうと思ったらリリースの一報…
Capカツカツでどうしようもない状況ならまだしも、納得しがたいなあ…

きっとまだ再就職先あるでしょうから、新天地で頑張ってほしい。
Posted by masaru_0 at August 30, 2017 22:21
Capに余裕があるのにトレードの予定はなしですか?今期も同地区対戦が思いやられますね〜😅
Posted by ぶち戌 at August 30, 2017 22:42
ヘイデンをカットしてまで補強したい人でもいるんですかね。早くもPitsの名前が…
Posted by mikan at August 31, 2017 00:22
ヘイデンのリリースもビビりましたがPITとの速攻の契約も…
同地区のチームがコレだけ出すバリューがまだ残ってると見て良いのですかね?

個人的には懸案のハリーの相方に来て欲しかった…
Posted by ニシ at August 31, 2017 07:41
トレードでまとめなきゃいけない案件だろうが。
マネーさん流石にバカなの?って言われちゃいますよ。
Posted by oilman at August 31, 2017 09:10
Hadenよりによって・・・
あまりにブラウンズらしいが、もういい加減にして!
ESPNのデプスチャート見てきたらCB3人しかいないのですが、大丈夫なの!?

ErvingのトレードはGJの一言。
Posted by redhotburger at August 31, 2017 20:28