November 08, 2016

コリンズの例のプレー

 雑想エクストラ。

 前回言及したコリンズのプレーを復習するためにゲーパスのコーチズフィルムを観ようかなあどうしようかなあと思っていたところ、早速俯瞰GIFをあげてくだすった方が。というか今回コーチズフィルム出るの早いな。前は水曜だか木曜だかにようやく見られた気がするんだけど。

 画面が小さいので選手配置の説明をば。画面奥(オフェンス右側)のCBはじゃまーテイラー、同じく奥側のSはデリック・キンドレッドで、ちょうどキンドレッドの前あたりにいるLBがコリンズ。
 テイラーと対峙(つってもかなりクッションあるけど)している相手WRはテレンス・ウィリアムズで、TEウィッテンはOLにひっつく形で右サイドにセット。

 この方が書いている「C4」というのは「カバー4」のことで、要はS2人とCB2人でディープゾーンを4分割する、かなりコンサバなカバーである。この場合、オフェンス右奥は本来テイラーの持ち場。それが、ウィリアムズに気をとられすぎてポストルートに反応してしまったためにサイドライン側がノーケアになってしまい、ウィッテン捕球時に奥ががら空きになってしまった、というのが顛末。
 カバー4の場合、ヤード表示の数字がゾーンの境目となるケースがほとんどだと思うが、キンドレッドがウィリアムズに寄せる反応を示したのが、ウィリアムズが数字より内側に入ってきてから。またテイラーも、ヤード表示ラインより大きく内側に入るほどウィリアムズを追っていない(つまりアサイメントは理解していたと見られる)、という点からもカバー4だったのは確かなようである。

 というわけでテイラーがヘタこいたのはほぼ確実として、果たしてコリンズはどうだったかというと、コリンズ以外のLBの動きを見る限り2列目も完全にゾーンで守っているので、何も間違えてなさそう。
 どう見てもパスコンプリートは避けられなかっただろうが、テイラーがしっかり守っていればプッシュアウトするだけでTDは防げた位置関係であった。

 ところで、ポカしたのがテイラーなんじゃと思わせるデータをもう一つ。スナップカウントを見てみたところ、最近すっかり不動のスターターとなったテイラーの出場スナップ数が僅かに10。元々Q組ではあったが、試合中にケガをした情報はない。
 つまりこのボーンヘッドによりサイドラインに下げられたのか……は、サイドラインにいた者のみぞ知る。

 ただ、問題はテイラーだけではない気がする。完全に読まれていないか。ウィリアムズとウィッテンが揃いも揃ってシーム縫い過ぎじゃね?
 一発TDを防ぐ守備で一発TDを食らうあたりが、プレーコーラーから選手に至るまでのブラウンズDの重症度を物語っているといえやう。

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/karashimentai/52154142
この記事へのコメント
不可思議なトレードもあって、その理由を探していた人が多いところに
元ペイトリオッツスタッフ(元ブラウンズGM)のマイク・ロンバルディ氏のツイートが
この騒動の大元ですよね。

余計なツイートするなよ、というのが感想。

ベリチックも記者会見でロンバルディ氏のツイートについての質問に対して
「本人に聞くべきだろ?マイクに聞いてくれ」との回答でした。

Posted by ガストン at November 09, 2016 07:50
詳細な解析、大変参考になりました。

ただ、Pats時代のコリンズであれば、目の前にカバーする選手が見当たらず、これは不味いと思えば、ウィッテンに張り付いていたのでは、と思います。

とはいえ、ブラウンズのコリンズの期待の程は伺えます。

コリンズの加入によって弾かれた選手との関係はどうなんだろう、とも思いますが。

コリンズの加入がうまくいくといいですね。
Posted by パッツンパッツン at November 09, 2016 10:46
QBジョニー・マンジールを放出し、代わりにロバート・グリフィンIIIを獲得。さらにTミッチェル・スワルツやCアレックス・マック、WRトラビス・ベンジャミン、LBカルロス・ダンスビーやSダンテ・ウィトナー、Sテイショーン・ギプソン、LBバーケビアスミンゴ、Pリーら攻守ともに多くのベテラン主力選手がチームを去った。ブラウンズは明らかに再建モードに突入している。

攻守ともに多くのベテラン主力選手がいれば、5勝位できたのに!!!
若手と新人ばかりで10連敗!!!

Posted by アレックス・マック at November 11, 2016 23:04
>ガストンさん
タイミング的には、信頼しているベリチックがコリンズを切った、という事実に自信を得てから喋り出している感じですね。
ろくなもんじゃないです。

>パッツンパッツンさん
反対側から、コリンズのゾーンへクロスで入ろうとしている選手がいるので
それが見えている限りは動きづらいでしょうね。

BAL戦の前半はさっそく大暴れしてくれました。
さて、いくらになるのやら……
Posted by mentai at November 12, 2016 10:22