September 17, 2016

犬名鑑2016 オフェンス編

 やはり開幕戦終わった後だと、最新情報を入れざるを得なかったりなんかまとまりませんなあ。

【QB】
13 ジョシュ・マカウン 14年目 6-4/218

NFL処世術に長けたマカウンブラザーズの兄。プレシーズンは不調だったし、ぼちぼちバックアップとしても終焉が見えてくる年齢だが、RGIIIのロケット離脱により急遽先発返り咲き。昨年メンバーとの意思疎通面では有利。
未熟なQBユニットにあって、兄貴的存在としては頼もしいが、基本やんちゃで無茶なプレーを繰り出すタイプのため、どこまで若手の手本となるのかは不明。空中で下を向いて水平に回転するダイブ技の持ち主。

5 コーディー・ケスラー 新人(D3) 6-1/215
名門校にてたっぷりゲームフィルムを見られた挙句、ドラフトされる器でないとの下馬評からまさかの3巡指名。ヒューの名言”You’ve got to trust me on this one.”を引き出した男。ポケットが安定していれば高いパス精度が武器となるが、さすがに現時点では状況判断の遅さが目につく。
ゆっくり時間をかけて成長していただきたかったが、RGIIIの早すぎる離脱により早期スタンバイ必至。

(IR入り)10 ロバート・グリフィンIII世 5年目 6-2/222
バカ肩とバカスピードの持ち主。WASで一度失敗している落ちぶれエリート。
「足もあるポケットパサー」としての復活を期されていたが、開幕戦で因縁のカーソン・ウェンツに完敗した直後にIR入りという持ってっぷりを発揮。しかし数試合見た限りだと、ポケットパサーとしてあのパス精度ではどうしようもなかったのでという声もちらほらと。
ここまでのヒューはRGIII再生に執着しすぎていたので、これでチームも目が覚める、なんて見立てもあるが果たして。


【RB】
25 アイゼア・クロウェル 3年目 5-11/225

ワンカットからの上がりは非常に鋭いが、何にもないところでの転倒癖により、ファンにストレスを安定供給する困ったエースRB。ファーストタックルを耐える粘り強さもほとんど見られない。今季はパスレシーブで新境地を開くことを求められているらしい。
大学追放、ドラフト指名漏れの原因ともなった素行問題は現在完全にクリア(と、思いたい)。

29 デューク・ジョンソンJr 2年目 5-9/210
名門マイアミハリケーンズの歴代ラッシング記録保持者。小兵のくせに粘りのランが持ち味というミスマッチからNFL初年度は苦戦したが、パスレシーブでは期待以上。WRの面子から判断して、今年もレシーブでは活躍が期待される。
現在はサードダウンバックに徹しており、ケガが怖いので馬車馬のように使えとは言わぬが、おそらく今のブラウンズではドライブを繋ぐことにおいて最強の武器なので、クロウェルとのワンツーパンチ程度には使用頻度を高めてもらいたい。

25 ジョージ・アトキンソンIII世 6-1/220
ノートルダム大学のプロデーにおける史上最速の40yd保持者らしい。ひたすらスピードを生かしたリターンが武器。
今のところリターナーとしてのキャリアしかなく、獲得の主目的もリターンゲームと思われるが、スピード至上主義のくせにガタイもいいのでRBとしてのポテンシャルはある。


【FB】
42 マルコム・ジョンソン 2年目 6-1/231

何で残ったのかよくわからない人。狐につままれたファン多数。元々レシーブに定評のある選手だがそんな活用はほとんどされておらず、かといってブロッカーとしては全然活躍していない。プレシーズンにもほんのちょっとしか出てこないから完全に干されていると思っていた。ヒューがとっておきのプレーを隠し持っているということにしておく。


【WR】
19 コーリー・コールマン 新人(D1) 5-11/185

サシ&ヒュー新政権の記念すべき初ドラフティー。カレッジ最終シーズン20TD(しかも個人技によるところ大)の決定力を持ち、とにかくタックラーをひょいひょいかわす身体能力には疑いなし。一方でハンドキャッチが本職WRとは思えないほどぎこちなく、ブレークに向けての大きな課題。
ケガでキャンプに出遅れ、プレシーズンはまだ本調子でない様子。ブラウンズの歴史に鑑みると、このまま本調子に達することなくチームを離r(

11 テレル・プライアー 6年目 6-4/233
元オハイオステートのスターQB。NFLでもQBとしてブレークを伺っていたが叶わず、昨年ブラウンズにてWRに転向。初年度はカットや出戻りでチームに定着さえできなかったが、今年のコーチ陣にはWRとして信頼されているのか余裕のロスターイン、少なくともゴードンが戻るまでは主力の一角となる。「アスリート」から「ワイドレシーバー」への脱皮を見守る年。

16 アンドリュー・ホーキンス 6年目 5-7/180
NFLでは6年目だが、その前にCFLで3年のキャリアを持つ苦労人。的が小さい、打たれ弱いなどハンデが大きいものの、アンダーニースエリアでオープンになるちょこまか能力はNFL界でも屈指なのにやたらディープで使われ、有効活用されているとは言い難い。
度重なる脳震盪により、次やると選手生命が危ない。オフにはコロンビア大院に通学、ぼちぼちセカンドキャリアを意識中。

80 リカード・ルイス 新人(D4) 6-2/215
ケガによりプレシーズン未登場のままロスター入り。サイズとスピードを備えたフリークディープスレット枠だが、この枠はプライアー、またWeek5からはゴードンとも被るため厳しい道が待っている。今年は主力のケガ対策として待機のシーズンか。

84 ジョーダン・ペイトン 新人(D5) 6-1/209
スピードやクイックネスは並だが、ヒットに強いことが売りといういぶし銀ポテンシャルの持ち主。現ユニットでは希少なタイプのため、ルイスと比べれば本人次第で出番のチャンスがある。派手なプレーを持っていないだけに落球が許されない茨の道であり、密集でのレシーブに磨きをかけてもらいたい。

81 ラシャード・ヒギンズ 新人(D5) 6-1/198
大学時代の愛称「ハリウッド」。カレッジ3年間で3600yd超えの実績の持ち主で、ドラフト上位予想もあったがコンバインで評価を落とした。コンバインの数字なぞ華やかな実績の前には無意味であることを示したい。プレシーズンでの超イージーパスの落球はいただけない。

(開幕4試合出場停止)12 ジョシュ・ゴードン 4年目? 6-3/225
フルシーズン出場停止を食らっているため何年目かはよくわからなくなっているが、とりあえず2012の補足ドラフティー。プレシーズンで久々にお目見えし、良くも悪くもエースはゴードンしかいないことを露呈してしまった。天性のスピードもフィジカルプレーの強さも一級品で、現状コールマンやプライアーと比べても怪物としての格が違う。
復活まであと3週間。まだやらかしていない。


【TE】
82 ゲーリー・バーニッジ 9年目 6-6/250

過去6年間の累計獲得距離603ydだった男が、プロ7年目の昨年に突如1,043ydを記録して大ブレーク。プレシーズンでもRGIIIに頼りにされていたことがうかがえる三十路の新星。シームを瞬時に見極めるセンスと捕球時の集中力が持ち味という、ぱっと見わかりにくい一流選手。
しかし先日の開幕戦で0捕球2落球といきなり大コケ。昨年が単発ボーナスではなかったことを証明したい。

86 ランドール・テルファー 2年目 6-4/250
ルーキーイヤーの昨年はケガで全試合欠場、実質今年がルーキーイヤーとなる。堅実なブロックと堅実な捕球力のバランスが取れたタイプで、下馬評通りなら2番手にうってつけと思われていたが、プレシーズンで期待通りの働きを見せて無事にロスター2番手を確保。USC低迷期をリーダーとして精神的に支えたキャラクターも高く評価されている。

87 セス・デヴァルブ 新人(D4) 6-3/245
巷のモッカーが一切チェックしていなかった驚愕ドラフティーその1。プロデーの成績からして運動能力は高く、戦力の薄いプリンストン大ではWRとしても活躍。ただしNFLではレシーブ方面とブロック方面、どちらに育成していくのかもまだ見えないほどのブラックボックス。


【OL】
73 ジョー・トーマス 10年目 6-6/312

入団以来全スナップ出場継続中。全シーズンプロボウル継続中。プレーオフ経験がなくとも「歩いて殿堂入り」と評される現役最高のパスプロマイスター。異論は一切認めない。タイロンスミスおとといきやがれ。
プレシーズンで、お役御免で退いてからのOLの惨状を目の当たりにして改めてその偉大さを知る。

75 ジョール・ビトーニオ 3年目 6-4/305
将来のプロボウル常連も見えた新人年から、昨年はやや調子を落とした。元LTの機動力もさることながら、一昨年はほとんどミスをしないアサイメント理解度の高さが新人離れしていた。聡明であるのみならず、練習への取り組みや性格面でも絶賛の声しか聞かないナイスガイ。真価が問われる3年目。

74 キャメロン・アーヴィング 2年目 6-5/313
昨年は複数ポジションの習得を求められた結果、仰向けを連発。Cに固定された今プレシーズンは、ランブロックではいい押しが随所にあったが、なんとショットガンスナップができないという新境地を開拓。控えCを置かない開幕ロスターは期待の証だが今や不安しかない。ブラウンズドラ1の正念場である2年目、あとは自分で何とかせい。

77 ジョン・グレコ 9年目 6-4/318
OLのデプス補強としてブラウンズ入りしてから何やかやで6年目、今季これだけG候補を補強してもすっかり不動のRGとなった。強烈な押しなどもないのでブラウンズファン以外には気づかれることもないが、ミスが極めて少なく、与えられた仕事をきっちりこなすことにかけては絶大な信頼を置ける存在。
名目上は控えCでもあると思われるが、グレコをCに据える布陣は過去に失敗しているのでできれば避けたい。

67 オースティン・パスター 4年目 6-7/308
昨年はバックアップ筆頭Gとして安定した働きを見せ、今季は開幕RT候補に抜擢された。とはいえ前所属のJAXですでに失格の烙印を捺されており、本当はGで使いたい選手なので、RTとしては新人が成長するまでのつなぎ的存在。
機動力に難はあるがオープンブロックの角度が的確で、プレー理解度の高さが窺える。プルアウトを多用するヒューオフェンスには合うはず。

66 スペンサー・ドランゴ 新人(D5) 6-6/315
キャンプ及びプレシーズンの期間中、一度はRTの1stチームに昇格したがその後パスターに再奪取され開幕先発ならず。指名順はコールマンより下だが、今季に関しては先に戦力になりそうな雲行き。途中で力を抜くことなくしっかりフィニッシュするいやらし系のランブロッカー。上半身と比べると見るからに物足りない下半身強化が鍵。

72 ション・コールマン 新人(D3) 6-7/310
白血病を克服したオールドルーキー。プレシーズンではなかなか昇格できず、どうやら先発定着までには時間がかかりそう。理想的な腕の長さと強烈なパンチを持つが、パンチの際に重心が前に寄り過ぎて隙ができるとの評であった。来年あたりにRTとしてゴリゴリ押してくれる存在になるのが理想。

78 アルヴィン・ベイリー 4年目 6-3/320
「なんでコイツがドラフトから漏れたんだ」と不思議だったGと4年越しの邂逅。押されないパスプロテクションでいい意味での重さを感じるラインマン。サイズの割に動きも軽快だが、さすがにクイックネス勝負では分が悪い。プレシーズンではなぜかRT中心の起用だった。いやG


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この記事へのコメント
初めまして。
いつもブログ記事を大変興味深く読んでいます。
上記の通り私は北地区の鉄鋼労働者達のファンではありますが。

毎年のドラフト後のきゃつらの指名はとても好きなシリーズです。

さて唐突ではありますが、何故ジョートーマスって他チームに移籍しないのでしょうか?間違いなく殿堂入りすべき名選手ですが、勝てるチームへの移籍希望はないのでしょうか?アレックスマックみたいに。もし何かご存知でしたら教えて下さい。

今後ともよろしくお願いします。

Posted by Black and yellow at September 17, 2016 13:13
現地で見たハスキーズ戦、素人目に見ても判断が遅くて、
プロなんてとうてい無理とジャッジしたはずだっのに…

あれから一年も経たずに、ブラウンズの先発カウントダウンなんて皮肉すぎるでしょ!
Posted by redhotburger at September 18, 2016 08:30
>Black and yellowさん
ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします。

ご質問の件ですが、トーマスとは契約で2018年まで確保してますので、トーマスがその状態で「トレードに出せ」と強烈にゴネる性格とは思えないですねえ。
ずっとブラウンズを強くしてプレーオフに出ることを望んでいた漢ですが、内心ぼちぼち痺れを切らせている可能性はあると思いますw

>redhotburgerさん
ハスキーズ戦はカレッジキャリアでのワーストパフォーマンスのひとつだと思いますが、
今先発したらあんな試合がずっと続くんでしょうねえ…
Posted by mentai at September 18, 2016 11:52