August 26, 2016

ミンゴーン

 プレ第3戦@TBは土曜朝9時キックオフです。小生もようやく今季のライブ観戦デビュー。

 OLBバーキヴィアス・ミンゴがトレードでNEへ。見返りは来年の5巡。よく成立させたというべきでせう。
 5巡といってもペッツなので下の方になるだろうが、ミンゴは契約最終年だし、先日のプレ第2戦では3rdチームまで出番をもらえないなど明らかに戦力外っぽかったし、カットしたら5M以上のデッドマネーが発生していたことを考えると見返りがあっただけでも御の字といえる。

 通り一遍の事後分析をしておくと、OLBはクルーガーとオーチャードがいるところに、実質1巡ともいえる上位でオグバを指名。何より決定的なのがショーバートで、辿ってきた道筋は対照的ながら、状況次第でアウトもインも柔軟に、という役割に関してはほぼ置き換えと捉えてもいいくらいの被りっぷりであった。
 近年、ミンゴについては「フィットするポジションがない」「どこで使っていいのかわからない」といった評価がやたら目についたが、これは決してツイーナーの弱点的なものを指しているわけではないと思われる。ミンゴはむしろ一芸に秀でている。
 原因はもっと根本的なところ、すなわち「タックルで相手を倒せない」部分に起因していると推察される。つまり「フィットするポジションがない」から「フィットする」を差し引くと良い塩梅になる。アメリカンフットボールにおいて、彼だけが、QBは100点、RBは50点、とか体当たりしたら得点がもらえる人間ピンボール的な別のゲームに興じていたかのようである。
 従って、ミンゴが毎年のように違うDC、違う守備スキームでやらされた事実は、確かに不運ではあるがミンゴがバストだった理由とは結びつけづらい。タックルが重要じゃない守備スキームなどない。指名された年のDCホートンが出戻った今季にこうなっちゃったのも故なきことではない。

 ドラフト当時、ミンゴは別に欲しくなかったし、そもそもトップ10のタマだと全然思っていなかったので予想すらしていなかった。
 しかしブラウンズ入りしたからには、少なくとも1年半は全力応援するのがブラウンズファンの業。ブラウンズ入り後、性格がよく練習にも真面目に取り組む選手であるとの評判が出てきて、こりゃ元々の身体能力と相俟って、即戦力とは言わずとも3,4年かけてすげえパスラッシャーに化けるのかなという期待は抱いた。初年度がベストシーズンだった。ありがとうございました。
 つまりミンゴはドラフト失敗事例としてはなかなか厄介である。何せ教訓がない。強いて挙げるなら、カレッジでも真面目かつ健康だったのに数字を残してない物件は危険、ということくらいか。

 2013ドラフトでブラウンズが狙っていたパスラッシャーはまずミンゴ、ミンゴが無理ならジェイミー・コリンズだったと言われている。そのコリンズをペッツはILB(若しくは4-3OLB)として見事に開花させ、ブラウンズもそれを真似るかのようにミンゴを「半コンバート」(完全なコンバートではなく、状況に応じて元のポジションと半々)させた。そんな共通項から素直に考えればコリンズのバックアップとして獲得したものと予想しているが、他の使い方を考えているのかどうかは興味深い。いかなベリはんといえどミンゴを活躍させたらちょっと驚く。


ドラフトピックトラッカー
 オリジナルの7つに加えて1巡もう一つ(PHI)、2巡もう一つ(TEN)、4巡もう二つ、5巡もう二つの計13個。これに4/5巡で三つは確実な補填ピックも加わる。さらに来年から補填ピックもトレード可能。ハーバードボーイズの遊びが待ちきれません。

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