August 16, 2016

‘16 プレ開幕戦@GB

 キャンプインロスターその4をアップして旅立ったつもりでしたが酔って失敗していたようです。
 ともあれ、プレシーズン初戦も終わっているのでそちらの雑想を先に。

 GB 17-11 CLE。
 セーフティーが両チーム合わせて3つ飛び出すフリーダムなオープン戦となった。

RGIII
 オフェンスのオープニングプレーはWRプライアーへの49ydボム。しょうがくせいがかんがえたほっとらいん。プライアーは失速してからのダイブというぎこちなさであったが、ぶん投げただけのパスに合わせられるスピードはさすが。
 とはいえこのプレーは見せ球で、今年の補強からしてもバーチカルオフェンスを展開するとは思えない(ゴードンが完全復活するのならちと話は変わるかもしれんが)。RGIIIはキャンプでオーバースローがスタンド入りするコントロールの持ち主であり、ディープは使えないのが定説である。
 むしろプレ初戦では短いパスを丁寧に投げていたのが印象的で、ヒューは意外と「RGIIIが得意なパスはどちらかというとショート」と見抜いたのかもしれぬ。あと、あのRGIIIが一切走るそぶりさえ見せなかったのは、ヒューから禁止されていたのかもしれないなあなどと。
 チャーリーイズムを発揮したエンドゾーン際のインターセプトについて、解説はバーニッジを責めていたが普通にRGIIIの無茶投げでした。というかRGIIIは全般的にバーニッジに頼り過ぎであった。サイドライン際を駆け上がるフェードなんてバーニッジに通るわけないだろ。


飛躍の前提となる3名
 「キープレーヤー」ではなく「前提」です。この3人の去年からの成長がなければ今年のブラウンズはお話にならない、ってことで重点的に観察しておりました。

1 C キャメロン・アーヴィング
 二の腕の太さが明らかに別人で、かなり鍛えた様子は窺える。しかしプレー理解はまだまだのようで、アサイメントがわからなかったのか、ブロック相手を見失ってオタオタするシーンが、少なくとも2回見受けられた。まあ、正面からアオテン食らうシーンがなかっただけでも上積みありとしておこう。
 C専任で練習を重ねて、これからどういう成長曲線を描いてくれるか、ってところでせうか。

2 NT ダニー・シェルトン
 こっちはアーヴィングと違って昨季終盤にだいぶ良くなってきた形跡を残し、さらに今オフ30ポンドの減量ということで期待していたが、まずは何のインパクトもない出だしとなった。とりあえず減量の効果は耳クソほども見受けられなかった。
 アホみたいに後退するシーンこそなかったものの、なんでもGBの1stチームには控えのCが出ていたようで、そんなん相手に1体1で何もできませんでした、ってのがこの試合。
 で、シェルトン自身の出来はさておいても、もはや対ランだろうと対パスだろうとジェイミー・ミーダーのほうが明らかに仕事するので普通に先発入れ替えてもらえませんか。これ去年から言ってるけど、試合のサンプルが増えれば増えるほどミーダーが仕事してますやん。現政権はシェルトン指名の責任ないんだから堂々と入れ替えたらよろし。

3 OLB バーキヴィアス・ミンゴ
 フリーでQBに突っ込んだのに倒せず、逆にQBに走られて6ydゲインを食らう。
 あのね。プレーコールとミンゴのスピードが完璧にハマって、QBに襲い掛かってこの結果じゃ、もう手の打ちようがないですよね。
 シェルトンとは逆に20ポンド増量と聞いておったのですが羽毛のような軽さは健在でありました。この人はそろそろフラッグフットボールに転向したらいいと思います。


OLの問題点
 QBがヒットを食らいまくっていたが、OLのパフォーマンスはそんなに不安視するようなものではなかった。2ndチーム以降のOLが連携ミスで漏らすのはプレの風物詩みたいなもんで、そもそも実戦ではあり得ないユニットを組んでるんだから捨て置いてよい(QBがケガするリスクはまた別として)。気にすべきは1on1での出来のみである。
 そんなことを踏まえてOLで気になったのは、純粋に先発RTがパスターだったこと。この人はRTとして、JAXですでに失格の烙印捺されとるでしょうが。で、去年はブラウンズでRGならいい働きをするって証明したでしょうが。子供がまだ食ってる途中でしょうが。早く出てこいドランゴ。


ルーキーズ
 目立ったのはナッシブとオグバ。いずれも、相手を鮮やかにぶち抜いてとはいかなかったが、最後まで諦めない姿勢が功を奏してカバレッジサックを決めた。
 欠場したコールマン以外のレシーバー陣はなぜか試合後半にちょろっと出たのみで、ほぼ評価不能。この試合で最も不満だったのが彼ら(ルイス、ペイトン、ヒギンズ)の出番の少なさであった。なおヒギンズは、3rdチーム相手にこの日唯一のタッチダウンレシーブ。
 ケスラーのパフォーマンスはもちろん現時点では不問。時間を貰えればタッチを含めて精度は高そう、というのがTDパスから垣間見えた程度。エンドゾーン超えセーフティーは茶色遺伝子だからしょうがないとして、2つ目のセーフティーとなった被サックでディフェンダーを漏らしたのはコーリー・タッカーとかいうG。そう遠くないうちにいなくなるから許してつかあさい。
 それよりも、先日報じられた「マカウンのトレードは全く考えてない」が本当なのであればもっとプレータイムを与えるべき。オースティン・デービスなんか使っとる場合じゃない。どんな結果になろうと今年はケスラー残すんじゃろけ、マカウンを残すならデービスはカット確定じゃないか。プレで見せることによって今さらトレード価値が変わるような選手でもなし。


地味に熾烈なポジション
 ILB。
 デマリオとカークシーだけが当確で、ショーバートとミンゴが「ILB枠」に片足突っ込んでて、さらに個人的にはスクービーに残ってもらいたいポジションであるが、プレ初戦で目立ったのは上記のどれでもないカーダーとアレキサンダーで、共にスクリメージを割ってプレーによく絡んでいた。特にアレキサンダーはドラフト外新人からのサプライズ。
 先発陣の底上げじゃないので即効性はないけどロスター争いが熾烈なのは間違いない。いやスクービーを今年切るのは猛反対なんだけれども。


STあれこれ
 LBショーバートがラフィングザパンター。
 RBモスタートがキックオフリターンでファンブルロスト。
 STで生き残らないかんモスタートがプレでそれやっちゃあ。ランでは活躍したが、速いだけのRBならいくらでもいる。
 また、クーンズとロスターを争っているおちびKパトリック・マレーが46ydを余裕の成功。さて46ydといえばクーンズならブロック警報が発令される飛距離であるが。


みんなが忘れてた人
 ヘイデンの代役とはいえCBジャスティン・ギルバートが1stチームで登場。昨季と比べたら大出世。ボールに絡む機会なく引っ込んだので出来栄えは不明のままながら、明らかに前政権とは扱いが違う。コーチ陣の見方の差か、本人のやる気の差か。
 ギルバートは精神的成長を約す宣言しつつ、新政権の守備スキームを気に入っているとの手ごたえもあるようなので、小生の心の片隅にても一応気にかけておきたい。もうこんなところにでも期待かけとかないと今年のブラウンズは希望がないです。いやでもシェルトンやらミンゴ如きよりは一発逆転ありそうな……というか、新政権が彼を活かそうとしている以上、今さら何ができるのかというひねた視点ながらも注視せねばなるまい。


実にブラウンズらしい後日談
 WRで最も出番が多かったのはラネル・ホールだったが終盤にケガして退場。試合後にカット。プレー機会into theドブ。次はちゃんとルーキーWR使えよ。

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この記事へのコメント
>チャーリーイズムを発揮したエンドゾーン際のインターセプトについて、解説はバーニッジを責めていたが普通にRGIIIの無茶投げでした。というかRGIIIは全般的にバーニッジに頼り過ぎであった。サイドライン際を駆け上がるフェードなんてバーニッジに通るわけないだろ。

2試合目で通っちゃいましたね。伸びしろですね(じゅんいちダビッドソン風に)。
Posted by LiCaK at August 19, 2016 23:06
2試合目のはコーナールートですね。
いずれにしてもあんな長いのが通るとは思いませんでしたがw
Posted by mentai at August 20, 2016 18:23