April 24, 2016

帰ってきたオハイオステートヲチ

 今からイチから8位を考えるのが面倒なので、逃避の対象として勝手に帰ってきてまいりました。

 先に冒頭で済ませてしまう8位指名の見通しとして、今はTENとのトレードを本線に考えているところである。
 まず、TENがトレードバックを目論んでいる可能性はかなり高いはず。TENはとりあえず1位から抜け出すことが最優先だったから、トレード相手も選べなかった状況で15位が本意であるはずがないこと、またアホほど指名権をもらったので、2-45くらいなら余裕で差し出す用意がありそうなこと、がその根拠である。
 むしろ問題は、8位よりも上に飛び込むだけの弾を持っていること。2-45以上に積めば5、6位あたりまで届きかねない。TENの動きを抑えるためには、タンシルに3、4位でさっさと消えてもらうことが肝要。

 今年は豪華絢爛というほかないオハイオステートの面々のまとめ。できれば色々な大学でやりたいけど今年はこの大学を無視できない。
 新生ブラウンズの実績として、バッカイズ地元採用は、ルチャールズ・ベントリーやダンテ・ウィットナー、テレル・プライアーなどのFAやドラフト外では傾向がみられるものの、ドラフトはむしろ避けているのではと思えるほどに少ない。上位となると、あの忌まわしき密着ルートランのWRブライアン・ロビスキーただ一人である。
 とはいえ今年は、ヒュー&ブラウンズが導入しそうな気配もあるスプレッドオプションの猛者共ということで、オフェンスの面々は純粋にシステム経験者としての魅力が高く、誰か一人くらい拾うんじゃないかと予想されるところである。


1人目 DE ジョーイ・ボサ Joey Bosa 6-5/269
 豪華絢爛バッカイ軍団の先陣。年によっては全体1位で消えて全然おかしくない逸材。体重移動、方向転換が変態的で、あらゆるパスラッシュバリエーションを持つ紛うかたなき天才。
 ネガ要素として取り上げられているのは、去年の開幕戦で出場停止を食らっていること。マリファナ関係では、との憶測報道はあったが公式な理由は発表されておらず、真相は不明のままである。よってドラフトにどこまで影響するものなのかも不明。
 ボーッとしたキャラであるが、メディアに向かって、NFLのコーチと面談した後はあんたらなんて屁でもねえなどと言えるセンスの持ち主。キャラ的にはNEのグロンクに重ねる向きもある。天才ゆえにやる気が心配だが、真の天才ならばグロンクのように遊び呆けても結果だけは出すのだろう。
 8位までスリップすることはないと思うが、万が一落ちて来たら他のことを何も考えずに指名していただきたい。

2人目 RB エジーキル・エリオット Ezekiel Elliott 6-0/225
 RB暴落のご時世にあってなおトップ10候補。トップリクルートを数多見てきたアーバン・マイヤーをして、今まで指導したRBの中でボールを持っていない時の働きは間違いなくベストと言わしめた男。
 PFF統計によれば、昨年103度のパスブロック機会で、サックやQBヒットはおろかQBハリーも一度も許さないパーフェクトブロッキングシーズンを送った。何より本人が、自分の原点はブロッキングっちゅうくらいの意識の高さなんだからそらコーチに愛される。
 ケガを除く唯一の心配は、2年連続で1800ydを走った消耗度と思われるが、年300キャリーは超えてないのでそこまで不安視することもないか。テレンス・ウエストの413キャリーに比べたら。
 ヒューがRGIIIの足とエリオットを中心としたオフェンスを考えているなら仕方ない、いったらええ。

3人目 T テイラー・デッカー Taylor Decker 6-7/310
 LT出身ではあるが、タイプとしては完全に右専門と見受けられ、ジャック・コンクリンやジェイソン・スプリッグスとは別の括りに入れたい選手。換言すれば、ブラウンズボードではコンクリンやスプリッグスよりも上にいておかしくない選手。
 右専門とするのは、左ができないといった否定的な意味よりも、マンにしろゾーンにしろランブロックの動きが実に的確で、ストロングサイドに置かないと勿体ないという理由からである。確かにキックスライドは苦手そうだし、パスプロだけならリーチ依存でそんなに騒ぐような選手じゃないかもしれないが、バッカイスプレッドオプションで鍛えられてる感じはひしひしと伝わる。というわけであえてアップルやリーより上に置く。

4人目 LB ダーロン・リー Darron Lee 6-1/232
 モック界ではトップ15の地位を固めつつあるアスリートLB。サイズ的にも比較対象は先輩ライアン・シェイジーアになるんだろうけど、シェイジーアが軽さを超攻撃性で補うのに対して、リーは軽さをそのまま活かすタイプだから、逆に軽さがそのまま弱点として露呈し得るというか、トップ15にしてはシェイジーアよりも危険なピックだとは思う。
 ま、指名位置的にもブラウンズには最も関係ないバッカイの一人ではある。

5人目 CB イーライ・アップル Eli Apple 6-1/199
 すみません全然見てません。というか試合は見ていますが彼に注目してません。ドラ1候補のようです。若いし素材が一級品なのは異論なし。タックル弱め?

6人目 WR マイケル・トーマス Michael Thomas 6-3/212
 先日少し語ったので委細省略。2-32指名の本命の一角であります。
 32位指名の本命がバッカイ6人目て。
 
7人目 S ヴォン・ベル Vonn Bell 5-11/199
 バッカイSコンビのプレーメーカーのほう。反応がよくパスカバーもうまく、プレーを見失わないフットボールIQの高さも感じられ、かなり万能な印象。万能そうだけど特にカバー2で輝くであろう。
 プレーの安定感を求めるならブラウンズには2年目イブラヒム・キャンベルがいるので、ブラウンズが上位でSを指名するとしたら、先述のキャッシュやらジョーセフやら、もっと一芸が突き抜けたタイプであろうと考えている。彼を欲しがる頃にはもう指名されているであろう。

8人目 WR ブラクストン・ミラー Braxton Miller 6-1/201
 元アスリートQB、大学在籍中にWRへのコンバートを英断し、WRデビューとなったバージニア工科大戦での超絶スピンムーブで一気にモック界を賑わせた。最近は現地の熱も冷めたか落ち着いている。最終スタッツが25捕球340ydに過ぎなかったことは忘れずにおきたい。
 もし2日目までに消えなければ3日目は初っ端から争奪戦、あたりの位置づけと予想。Day3にしちゃ潜在能力がずば抜け過ぎておろう。プライアーと2人揃えたら笑うしかない。
 
9人目 LB ジョシュア・ペリー Joshua Perry 6-4/254
 バッカイDのリーダー。エッジラッシャーでもいけそうなサイズだが、プレースタイルはランストッピンILBそのものである。NFLだとパッシングダウンではお役御免か。
 サイズは文句ないうえにタックルがとにかくうまい。全然漏らさない。ただ、アグレッシブさに欠けるのかそういう指示なのかはわからないが、鮮やかに突き抜けてのロスタックルの印象は薄め。総じて堅実。
 ドラフトプロセスの早い段階ではかなり注目していた選手だが、FAでデマリオ・デービスというほぼ丸被りタイプを獲得したため、指名の可能性は低そう。

10人目 QB カーデール・ジョーンズ Cardale Jones 6-5/253
 今ドラフトナンバーワンのバカ肩。巨体にして40ydはゴフやリンチよりも速かった。
 結構最近まで欲しかったのであるが、どうやらヒューがRGIIIに本気で期待している気配からして、残念ながらカーデール指名は消えたと判断していいだろう。何せ、スプレッドオプションに全く合わないってことで先発の座を失ったQBですし、ヒューがやろうとしていると思われるオフェンスにフィットせんこと甚だしい。

11人目 TE ニック・ヴァネット Nick Vannett 6-6/257
 TEのスタッツが伸びないのはオフェンスの仕様なので、なかなかにブラックボクシーな選手である。レシーブもブロックもソツのない、オールBみたいなTEだが、スピードがないのでブロッカーとしてNFL生き残りを目指すことになるか。レシーバーとして花開くとしたら某チームのエースよろしく7、8年目であろう。
 ものっそい感覚的な印象で申し上げて恐縮だが、先輩のジェフ・ハイアマン(昨年3-92指名)と比べるとレシーブもランブロックもインパクトが落ちるかなーくらいの人材。身長は6-6ジャストあるので高さは魅力的。巡目次第でブラウンズの指名はもちろんアリ。

12人目 DT アドルファス・ワシントン Adolphus Washington 6-3/301 
 バッカイズ全体が高騰していた一時期ドラ1候補だったこともあったが、現在は3-4巡あたりの見込みで落ち着いている模様。
 アップルよりは見てたけどあまり印象にない。3Tにしては出足が鈍いし1Tにしては圧が足りない気がするし、フィットするポジションに苦労しそう。
 
13人目 S タイヴィス・パウエル Tyvis Powell 6-3/211
 バッカイSコンビで穴とされてたほう。サイズもスピードも抜群だがフィジカルプレーがからっきしなのが最大の不安点で、タックルは引きずられがデフォ。バッカイDへのランプレーは(ベルを避けて)パウエル側が鉄則、なんて話も。
 タワーSなうえにコンバインで40ydを4.46で走ったので、ポテンシャルピックとして3日目には欲しがるチームがあるだろう。PDが少なく、パスカバーでもベルには劣る印象だが、過去2年で7INTとボールスキルは悪くなさそう。


 以上13名。うーんブラウンズとガチで好勝負レベル。

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この記事へのコメント
Powellはそもそもボールキャリアーの判断が遅い、ブロッカー外せないがありますからね…
引きずられるのはタックルの姿勢が高いからだと思いますね。身長活かすのはそこじゃない!とか思いました…
上手く育てばBellより使える気がしたりしなかったり
Posted by K猫 at April 24, 2016 23:20
思い切ってEEでもいいかも。
リッチさんのことは忘れてください。
Posted by oilman at April 24, 2016 23:29
GAORAのドラフト中継が無くなって残念。

Elliott予想のモック多いですね。
当初はBearsのTシャツを着て1日目に臨む予定でしたが、
先日購入した"Buckeye Nation"Tシャツを着ることにします。

Posted by redhotburger at April 25, 2016 00:09
力作ですね。
PL阪神?
Posted by かんぷ at April 25, 2016 10:41
>K猫さん
コンバイン後も評価があまり動かないですね。
カバー2だと隣との比較もできちゃうし、皆さん分析済なのかもしれません。

>oilmanさん、redhotさん
RB,TEがブロック漏らしまくってたらOLへの投資も効果半減ですからねー。
あとはマネーボールズがRBにどこまで価値をつけるか。
ヒューは比較的重視していると思いますが…

>かんぷさん
そんな時代もありましたw
Posted by mentai at April 27, 2016 07:12
更にトレードダウンとか言われてますが、また来年の指名権増やすんですかね?さすがにドラフト前にトレードダウンはこれ以上無いでしょうけど、EE取って欲しいですね。
Posted by くろたん at April 28, 2016 12:18
欲しいのがたくさんいる今年の2巡3巡を増やしたいですけどねー。
フロントが来年の指名権に価値を置いている可能性はありますね。
Posted by mentai at April 28, 2016 20:35