February 29, 2016

犬コンバイン備忘 弐

 閏日という名の国民の祝日の昼間に其之弐アップ。
 情報量の多いQBをとばしてフロント7を先に。

5T
 スタークスに代わる先発求む。スタークスは分類するなら3Tだがホートンはおそらく同じタイプを欲しがっていない。従ってインサイドラッシュ専門のクーパーとは違うタイプを探す旅へ。
 2-32虎視眈々のジョナサン・ブラード(フロリダ)は置いといて、カール・ナッシブ(ペン州立)が10yd1.62の素晴らしい出足。ブロンソン・カフーシ(BYU)が3コーンとシャトルで好成績を出して方向転換能力をアピール。ニッケルフォーメーションも見据えた起用を想定するならこのどっちか。ベストフィットポジションがない、という見られ方をするならドラフトで2周は見送られると思う。
 さらに今回のコンバインでディーン・ロウリー(ノースウエスタン)を追加。この人はより5Tに特化したタイプと思われ、地味にJJワットと比較されるべきスピードの持ち主であることが判明(296ポンドで10yd1.70、40yd4.87)。もちろんワットほどコンプリートじゃないので比較すること自体アレだが、とにかく注目に値する記録ではあった。
 40ydで彗星の如く現れたチャールズ・タッパー(オクラホマ)も大学では3-4DEだったようだが、NFLの3-4DEにはちょっと小さいか。


3T
 3Tは「まずクーパー」なので5Tほどのニーズではないが、クーパーが対ランで貢献できないシチュエーション限定プレーヤー臭いので、スリップがあればいつでも狙いたいところ。
 コンバインでは新たな新顔なし。動きが良かったのは、シェルドン・デイ(ノートルダム)、ジャヴォン・ハーグレイブ(サウスカロライナ州立)、アンソニー・ゼテル(ペン州立)など引き続きの面々。ゼテルを3Tとしてみるかは議論もあるが、彼もフリークとして有名だそうでサイズの不利を覆すパワーには期待できる。
 10ydスプリットだけ超期待していたシェルドン・ランキンズ(ルイビル)はフツーだった。
 逆にちょっと怪しげなスプリットタイムだったのはエーション・ロビンソン(アラバマ)。ポジションドリルでパンチの強さは見せていたが、さすがにインサイドラッシャーで売るにはマズいんじゃないのこのタイム。ランストップなら同僚リードが上だし。これならもうちょい下でハッサン・リッジウェイ(テキサス)でもいいんじゃないかと。プロデーの巻き返しに賭ける。
 あとブラウンズ関係ないけど、NT限定とばかり思っていたケニー・クラーク(UCLA)が意外に汎用性ありそうな機動力。どこかが1巡で消してくれると2-32の楽しみが1/31増します。
 

NT
 さすがに今年は指をくわえて見てるしかない。NTをビリングスに置き換えたい。


EDGE
 コンバインを境にイメージが転換したのがレナード・フロイド(ジョージア)。昨季は純エッジラッシャーの卵だと思っていたが、今季は4人フロントでもOLBに起用されるなど、ジェイミー・コリンズ(成功)、アンソニー・バー(成功)、ミンゴ(失敗)の路線上で見るべき候補のようである。そしてまさかの身長逆サバ6-6。
 それでも彼は2-32で残ると踏んでおり、ミンゴと入れ替えたいけどもちろんそんな余裕なし。

 また、ブラウンズの2-32候補としてにわかに名前が挙がっているのがカマレイ・コリア(ボイジー州立)。どう見てもパスラッシャー体型ではないんだが、コンバインでは素晴らしい数字とドリルで弾丸パスラッシャーの評判通りのパフォーマンス。
 試合動画を見てても面白そうな選手だと思うが、個人的にはクルーガーとオーチャードのラインナップに加える選手ではないと思う。パスラッシャーを指名するならもっと突き抜けたところ狙わな。


LB
 ダーロン・リー(オハイオ州立)はどこかが1巡で好きに持ってったらいいと思いますのでスルーして、ブラウンズ的注目は同僚ジョシュ・ペリー。全米チャンプ年のタックルリーダーで、プレーへの絡み能力は証明しているものの、運動能力が平凡(という評判)ゆえにLBのどのポジションに当てはめてみてもドラ1レベルでない(ただしどのポジションもレベル高い)というような印象であったが、思ったよりもスピードがあった。3コーンとシャトルを回避したのは残念だったが、「上のレベルでどうなん」の第一段階はクリアしたと思われる。
 
 スクービーは、目立つ数字を残さなかったのは想定内としても、ポジションドリルで足がもつれてコケるなどなかなかに低調であった。まあこの人には圧倒的な「ゲームフィルムアドバンテージ」があるから、このくらいのほうが指名チャンスが出てよろしいのかもしれぬ。

 また、ILBは隠れたところで10ydスプリットが好成績だった選手が多い。ジョー・ショーバート(ウィスコンシン)、ニック・ヴィジル(ユタ州立)、B.J.グッドソン(クレムソン)、ブレイク・マーティネス(スタンフォード)が240ポンド前後で1.63以下の出足。ショーバート以外は下位からUDFAレンジと思われるのでぜひ調査していただきたい。

 NFLトータルアクセス(NFLネットワークの番組)で流していたジェイロン・スミスのインタビューが泣ける。「みんながドリルやってるのを眺めるだけなのは辛いけど、同志だから応援しながら見てるよ」ですって。司会者も感動したようです。2-32指名を認めます。

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この記事へのコメント
ジェイロン・スミスあんなに好青年っぷりが伝わるインタビューもなかなかないですよね。
あの場であれだけの笑顔を見せれる精神的なタフさがあればAD並の復活も夢じゃないと思いました。
同じくドラ1特攻しても一向にかまわないという気になりました(流石にちょっとトレードダウンはしてほしいけど)。
Posted by ほとら at February 29, 2016 20:10
あれは人格者ですね。カメラの前でだけ作れる風格じゃないw 素晴らしいインタビューでした。
ケガの程度も影響しますが、それ以外に「ケガがなければ」と考えてもラティモアやイフォ(共に1巡下位あたり?)より指名位置的な下馬評の高い選手ですし、ドラフトのジョーカー的存在になってきましたねー。
Posted by mentai at March 01, 2016 20:57