February 11, 2016

15/16回顧と展望 ILB編

 ちゃっちゃと終わらせて早くドラフトに注力したいけど一度はじめちゃったシリーズは終わらせないと、というなんか過去にもあった気がする状況に陥りながらシリーズ継続。
 とカッコつけたことをぬかしておるが、手抜き感が出はじめたことは否めないのである。

【15回顧】
 カーロス・ダンズビー
   16試合16先発 108タックル(62ソロ)7TFL 2FF 3INT(2TD) 6PD
 クリスチャン・カークシー
   16試合5先発 63タックル(40ソロ)2TFL 3.5サック 1FF 1PD
 クレイグ・ロバートソン
   12試合9先発 59タックル(34ソロ)2TFL 1FF 1INT 5PD
 タンク・カーダー
   16試合0先発 16タックル(15ソロ)
 キャム・ジョンソン
   1試合0先発 3タックル(2ソロ) 


 ILB陣は期待を裏切らず、期待に応えず。
 ダンズビーは全試合先発、ほぼフルスナップ登場で、多少の衰えは見られるものの、老獪な読みが冴えてピック6も二発。そのタフネス、プロフェッショナリズムには敬意しかないが、それでもロスタックルの少なさ(彼にしては)にオニールの影響が垣間見える。それともいよいよ衰えか。
 カークシーとロバートソンは、正直今年はどちらかがブレークして、もっと出番が偏ることを期待していたが、いずれも水平飛行に終わった。対ランではロバートソン、対パスならカークシーと、役割分担ができているのは悪くないが、このままではユニットとしての上がり目に乏しい。
 カーダーは相変わらずスペシャルチームのエース格。
 悪くないユニットではあるのでありまするが…


【16展望】
 ILB(Mike)については満足したことがない。いつからこういう考えになったのかも忘れてしまったし、おそらく考え方としてはマイノリティだと思うので適当に読み流していただければ幸いであるが、小生は守備でMikeをパスラッシャー以上に重視している次第である。
 次のドラフトでは、非QBの2位指名希望の筆頭はボサではなくジェイロン・スミス(ノートルダム)だった。ケガするまでは。
 現代ドラフトでMLBがパスラッシャー以上に価値があるとまでは思っていない。ただ、MLB指名はパスラッシャー以上に時間をかけるべきとは考えている。

 奇しくも先日のSB前に、兄者が、CARで神懸かっているキークリーについてコメントしていて、その評価に膝の皿が割れんばかりに膝を叩いた。たぶん今ヒビ入ってる。
 マニング曰ク「わしよりオーディブル多いんちゃうか」と。
 そうそうそうそうそうそういうことです。守備範囲とか反応とか以前にそうそうそうそうそういうことなんです。この、ナンシー関のコラムを読んだ時のような、自分一人では表現の術がなかった感情を言葉にしてくれた時の嬉しさ。
 Mikeのドラフトプロセスにおいては、オフェンスにおけるQBのように、インタビューでたっぷりケーススタディをぶん投げて「俺ならこうする」守備の指揮官ぶりを試して欲しいのである。そこで満点回答を出してしまうようなMikeが好みなのである。ついでに吐くと、当時はキークリーを全体を指揮して守備全体を向上させるタイプと思っていなかったので読みが浅かった。

 上記の「兄者的マイク感」を漂わせていたのが最近ではクリス・ボーランドであり、来年の一番はジェイロン・スミスである。その意味でスミスとマイルズ・ジャック(UCLA)は、少なくとも小生は比較不能である。ある一つのニーズ埋めを考える際に並列的に出てくるべき2人ではない。ジャックは別カテゴリーの化け物であろう。
 スミス以外に同じ匂いを感じるのはスクービー・ライト(アリゾナ)とタイラー・マタケヴィッチ(テンプル)の2人。ただ、彼らがスミスと異なるのは決してアスリートではないこと。この点でホートンのLBの好みから外れる可能性があるので、指名の期待はちょっと下がってしまった(もちろんホートンが決めるわけではないが。マネーボールが彼らを超絶高評価することに期待)。
 

 展望でもなんでもない妄想は以上です編集長。現実的にはこのままでもやむなしなのだと思う。ただダンズビーの後継者が必要なのは去年から変わらない。だから今年も隙あらば大物の補強を所望す。ILBに関しては、どこでどういった大型の補強・指名があっても文句はありませぬ。

(追記)飲み過ぎて肝心な情報を忘れてたがロバートソンとカーダーがUFA。まあどっちゃでも。

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この記事へのコメント
スクービー・ライトはMINが三巡でいただく予定(妄想)なのであまり上がってほしくはないのです。
そして強靭なLB陣をもとに、「LBの使い方に特徴がある」といわれるジマー守備の理想形をぜひMINで。

MLBの重要性って、なぜか最近薄れましたよね。
CB/DEという外側ばかりが注目されて。
個人的には昔と変わらず、DT/ILB/FSのセンターラインがしっかりしないかぎり守備なんて安定しないと思っているので、ILBの指名順位はもっと上がっていいと想ってるのですが。果てさて今年はどうなるのか。
Posted by 真琴 at February 11, 2016 23:20
去年の上位候補の中で欲しかったマッキニー、ケンドリクス、ペリマンの中からケンドリクスを2巡で指名出来て、しかもニッケル時もこなせてWLBでもイケるじゃん!ってなって今年もMLBを指名したいVikesファンです。
今年は2ダウンLBでも良い情勢なのにマタケビッチが3巡まで残ってなさそうで…

ちなみにアメフトも野球もセンターラインの安定感は非常に重要と思ってます。
ILBがチームのハート&ソウルだとそんなにステキなコトは無いと思っています。
虎さんチームがバーフィクトなのは“さもありなん!”ってニヤニヤしますけどww
Posted by ニシ at February 12, 2016 09:07
ブラウン管上で起こる様々な事象に対してなんとなくわれわれの胸に残る感情を、ハッキリクッキリ誰にでも分かる形で言語化できるナンシー関は紛うことなき天才でしたよね。
今でも大きな芸能ニュースなどを見るたびにナンシーさんならなんとコメントしただろうと思うことがよくあります。
本当に惜しい人を亡くしました。

閑話休題
ILB(特に4-3MLB)の重要性とそれに対する評価の低さは異常ですよね。
キークリーやワグナーが12Mぽっちってどう考えてもおかしい。

ジェイロンスミスの怪我をリアルタイムで見たときは非常に絶望しましたが、
その結果彼がファルコンズの選択肢に入ってきたことは素直に喜んでおります。
Posted by ほとら at February 12, 2016 18:46
>真琴さん
昔人気だったタイプのMLBは、今じゃ指名にも引っかからないですからね(MSUのマックス・ブラとか、シンシナティのジェフ・ラックとか)。
パスもクイックからのRAC狙いが主流になってくると、自ずとMLBの重要度は高まりそうです。
そろそろMLBが、昔とは違った形で復権してもいい頃ですね。

>ニシさん
まだいくんかいw
確かにケンドリックスはWillでも生き生きしそうですが。

私は、FSを含めた「センターライン」はあまり意識したことないですねー。カバー2が多いのと、地区の特性もあるでしょうが。
AFC北的には「センタートライアングル」(NTとILB、またはDTとMLB)でしょうか?

>ほとらさん
継承者が出てきませんしね。なおさら惜しまれます。

キークリーやワグナーのように結果を出したMikeは、それこそQBに次ぐくらいに報いてもいいですよね。
ドラフト価値は低くとも「後から稼げる職種」があってもいいと思います。

スミスのケガの瞬間、どちらかというとOSUを応援していたのに、デッカー貴様何しとんじゃ氏ねと思ったものですw
Posted by mentai at February 13, 2016 17:18