January 30, 2016

15/16回顧と展望 TE編

 GMもどきがようやく決定。
 アンドリュー・ベリー、役職はVice President of Player Personnel。Executive Vice Presidentのサシを「副社長」表記にしたいので、ベリーは「人事部長」としておきたい。アメリカの企業はよく役職名がブーストされてるし。まあベリーについて書くことはあまりないだろうけど。
 前職はINDのPro Scout Director、つまりプロスカウト(FAなど)部門の長。つまりドラフトについては経験がなく、こちらはヒューの意見が重んじられるのだろう。
 ハーバード出身の弱冠28歳。まあGMじゃないから別にいいでしょう。ちなみにハーバードではオールアイビー3回選出という伝説的なCBで、フットボールの知見はサシやデポデスタと比べると豊富。しかしハーバードで固めるね。無能なトップが、安易にインテリジェンスをかき集めてるわけじゃないことを願う。

 シニアボウルは事前にも何か記述するつもりでいたが、注目選手が絞りに絞って70人くらいになってしまうので試合後にまとめて実施する方針に転換し、淡々とこっちを進めます。


【15回顧】
 ゲーリー・バーニッジ 16試合13先発
   79捕球1,043yd(平均13.2yd)最長40yd 9TD
 ジム・ドレイ 16試合10先発
   6捕球61yd(平均10.2yd)最長18yd
 E.J.ビブス 7試合0先発
   1捕球7yd
 ロブ・ハウスラー 6試合0先発
   1捕球6yd


 人生をブラウンズに捧げてもこの結果は微塵も予想できなかった。否応なしにエースTEに繰り上がり、ターゲット回数が増えることは自明だったにもかかわらず。
キャメロンがMIAに移籍したのにろくな補強をせず、オイ何考えてんだと思ったらバーニッジがブレーク。今季のブラウンズ戦を観戦する最大のモチベーションはバーニッジの1000yd超えなるかどうかとなり、最終戦で見事に達成。
 かつて、こんなに遅っせえ1000ydTEがいただろうか。ここまで地味で誰も知らない1000ydTEがいただろうか。地味すぎてプロボウル本選からも漏れた(補欠で出場)。
3シーズンをまたいで現役TEとしての落球なし連続記録を更新中だったとか(これはこれで、如何に1シーズンのキャッチ数が少なかったかの証でもあるわけですし)、キャッチが安定しているのは以前からの評価ではあったが、どうやらこの人、ゾーン守備の境目を瞬時に見抜く能力が抜群のようである。でなければこんなに好不調の波もなくシーズン通して活躍できまい。遅っせえのに。

前年のキャメロンをも超えるバーニッジの活躍により、他のメンバーの体たらくは全て隠された。
 そして、本ユニットの一番の問題はブロッキングにあった。ランが捕まりサックもやたらと食らったのは、OL以外のサポートメンバーがブロックにおいてほとんど無力だったため。中心はやはりTE。バーニッジはレシーブでペイしたけど、マイナス面も大きかったのは否めない。ドレイは、レシーブ成績の落ち込みは気にしないにしても、ブロックのミス(ないし力負け)が散見され、ブロッカーとしての機能を喪失。
 そういやハウスラーなんていたな。2015の補強は引くほどうんこまみれだな。最弱チームがこんなことばっかりやってたら


【16展望】
TE#1 バーニッジ
 今オフにUFAになる予定だったバーニッジとはシーズン中に契約延長に合意。2016から18まで3年12.3M、3.25M保証というリーズナブルな内容。これはもちろん「ヒュー前」の出来事であるが、ヒューかて別に彼を引っ込める理由がない。新人QBのお友達になってもらわないと困る。
 新体制下でも安泰とは予想されるものの、パスプロやランプレーで足を引っ張ったのも事実。レシービングTEの括りの中でもブロック能力は下層と思われ、彼に合うのはひたすらダウンフィールドに出続けるオフェンスである。
 パス偏重だったフリップオフェンスからランの比率は確実に増大するが、ランプレーだからといってバーニッジを引っ込めるわけにもいかない。

TE#2 欲しい
 よってオフの動きは、重要度が高まる第2TEのレベルアップ。
 地味な補強ではあるが、だからといって後回しになるだろうというものでもなく、優先度自体は高いはず。
 ドラフトが地味になりそう(OJハワードも抜けたし)なのは、上位を狙わないブラウンズにとっては特に痛手でない。ただし全体に対する影響として、例年の中巡クラスが繰り上がることも考えられるので流れの読みが難しくなりそうではある。
 例えば、サイズと大学時代のオフェンス、またシニアボウルでちょろっと見たところだとTEニック・ヴァネットはバランスよさげなので、先輩のジェフ・ハイアマンくらいのところで指名できればと思うけど、今年はもうちょっと高く売れてしまうかなーという。
 あと、全然関係ないけど120キロ(264ポンド)級のTEって本当にいなくなったね。

TE#3 ドレイ
 一応この形が理想。
 ドラフト(中巡以降)で指名するなら最初はドレイ2番手でもいいし、FA獲得の場合も競争にはなるだろうけど、とにかくドレイが安泰でない体制を組みたい。
 以前ニシさんに紹介いただいたMINのレット・エリソンなんかは、ウィルソンとのつながりもあって競争相手ターゲットの有力候補。

ビブスと4人目以降
 今年のオフェンスシステムでさえ、ブロックが全然できないという理由で使われなかったといわれていたビブス。いわんやひゅうおふぇんすをや。システム変更の犠牲になりそう。
 ヒューがいたキャッツを参考にすると、ジェイク・フィッシャーをH-バックに転向させたり、270ポンド超えのウゾーマをロスターに置いたり、スペシャルフォーメーション用の重量級を必ず押さえると予想するなら、この4枠目になる。キャッツのランブロック担当もTEのライアン・ヒューイットだし、FBのマルコムとセットでサイナラの可能性第。
 ただ、ビブスはほぼ260ポンドと恵まれたガタイなので、オフはブロックのみ磨くくらいでもいいからなんとか生き残ってほしい。プレースタイル転換を受け入れるかは完全に本人次第。

 今年のTE補強は、如何に安くあげて他のポジションに投資できるかがフロントの腕の見せ所みたいなところがある。ちょっと奮発してもいいのは、インジュリープローンであるが故にFA市場に出てくる可能性が出てきたドウェイン・アレンくらい。

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この記事へのコメント
ここまで地味で誰も知らない1000ydTEがいただろうか。地味すぎてプロボウル本選からも漏れた(補欠で出場)。
Delanie Walker「あれ?俺のことじゃないのか」
Posted by とおりすがり at January 30, 2016 20:16
そうだ、ウォーカーも本選で漏れましたね。
まあ6TDですから(
Posted by mentai at February 01, 2016 20:33