January 18, 2016

15/16回顧と展望 RB編

 組閣の途中経過から。
 OCジョン・デフィリポは解雇。勿体ないけど、ヒューとはアプローチが異なるオフェンスなのでやむなし。これから伸びるに違いないコーディネーターなので将来の成功を祈ります。
 そして新しいOCは置かず、ヒューがプレーコールを担当するとのこと。今年、少なくとも対オニールでは68点奪ったコーラーですしいいんじゃないでせうか。対オニールにどこまでの価値があるのかわからんが。
 「HC兼OC」体制はシャーマーで失敗こいたことがあるが、当時のシャーマーよりは多少経験による余裕があるだろうし、何より後述のアシスタントHCを置くことで実質的なOC仕事が軽減されると見込まれるのでとりあえずあまり心配しないこととす。
 OCの代わりにオフェンスを補佐するアシスタントHC職は、未確定ながら筆頭候補として前INDのOCだったペップ・ハミルトンが挙がっている。INDからは今季シーズン中に切られたが、傍から見る限りではラック抜きで結果を出すという無理ゲーの責任を取らされた犠牲者としか思えないので、来るなら楽しみ。
 DCは情報が錯綜中だが、レイ・ホートンの出戻りはもう決まっているのか何なのか。チームの公式発表があるまでコメントは差し控えます。

【15回顧】
アイゼア・クロウェル
 ラン185回706yd(平均3.8yd)4TD
 レシーブ19回182yd(平均9.6yd)1TD

デューク・ジョンソン
 ラン104回379yd(平均3.6yd)
 レシーブ61回534yd(平均8.8yd)2TD

マルコム・ジョンソン(FB)
 ラン記録なし
 レシーブ4回15yd

グレン・ウィンストン
 ラン1回マイナス8yd 1ファンブルロスト
 レシーブ記録なし

ロバート・タービン(ブラウンズでの成績)
 ラン18回60yd(平均3.3yd)
 レシーブ2回8yd


 14ドラ3のテレンス・ウエストを1年で切り、実質クロウェルとデュークの2人だけで回した一年。
 すでにいない選手について先に触れておくと、シーズン途中に加入して風のように去っていったロバート・タービンについて特筆すべきは、ファーマー謹慎中の補強であったこと。つまり、ここぞとばかりにペティンの意向が強く反映されたはずの補強である。それが僅か3試合の出場でカット。
 ハンドオフのミスで2回ファンブルじみたプレーがあった(記録上はタービンのファンブルになっていない)とはいえ、あまりに見切りをつけるのが早すぎた。思い起こせば、タービンのカットはペティン不支持の萌芽であったかもしれない。実に無意味なシーズン中の動きであった。

 クロウェルにたっぷり持たせるという、昨年来の個人的希望は叶ったが、その頃にはすっかりゾーンブロック放棄というちぐはぐさ。クロウェルに不向きなオフェンスだった点を差し引いても、相変わらず何もないところでコケまくるボディバランスの悪さで全然エクストラヤードを稼げず、見ていてイライラするRBであることを露呈した。ちょっと引っ掛けられたらおしまいなので、ショットガン等、RBを横に動かすプレーはとにかくだめ。
 デュークはRACに期待できるレシーバーとして、バーニッジ、トラベンと並んでオフェンスの数少ない楽しみであった。ランはクロウェル以上に出なかったが、ダンプオフでわくわくできる稀有な選手で、むしろ出番の少なさが不満なくらい。こんなにも走らないオフェンスなら、100レシーブいくくらいターゲットになって然るべき活躍であった。
 マルコムについては、本人には何の文句もないが、レシーバー並みの捕球力が唯一の売りでUDFA契約さえ怪しまれていたタマにわざわざ指名権使って、どう起用するのかと思ったらリードブロック一辺倒という、フロントのバラバラっぷりを象徴する指名となった。だいたい、カレッジでは多様なポジションで起用されつつも、レシーブ中心でリードブロックなんてほとんどやってないヤツに一段上のレベルでやれってんだから目も当てられない。補強と起用がここまで支離滅裂だと、もはや誰を責めればいいのかもわからない。
 ウィンストンはファーマーが2年温めた挙句1キャリー1ファンブルロスト1シーズンエンドの花火を打ち上げ、もう二度とその勇姿を拝むことはないだろう。


【16展望】
 今年は運よく2人で回ったが、さすがにケガが心配なので3人目の補強は必須。デュークはエースでこそないがユニット作りの中心。奇しくもドラフト当時からジオ・バーナードと比較されてきたRBで、ヒューもデュークに対しては同様の役割を意識しているはず。
 あとはクロウェルの上を狙うのか、ウィンストンの後釜程度に安く上げるのか。希望はもちろん前者。少なくともクロウェルのポジション安泰という状況は作りたくないところ。
 ヒューは現代においてもランパスバランスがほぼイーブンなくらいランを重視するスタイルで、CINが2年連続ドラ2で今のバックスを作っていることもあり、それなりに力を入れてくるのではないか。
 今のロスターにドラフトで1人加えるなら、ブロックの上手さも含めてオハイオ州立のエジーキル・エリオットがおそろしいほど理想的であるがさすがに高過ぎ。アレックス・コリンズ(アーカンソー)も無理。もうちょい下げてカリーム・ハント(トリド)なんていいなあと思っているところであるが、本線は、大物こそいないがそれなりの面子は豊富な(出てくるかはさておき)FAからの補強。FAで動かないなら意外な上位指名もあり得る。

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この記事へのコメント
エリオットはいいRBですね。VikesがADの後釜にとるんじゃねーのなんて観測気球もでてます。
(個人的には、んなもん来年でいいから今年は開幕前から言ってる通りOL立て直せ、なんですが)
FAにごろごろ中堅どころがいるので年4Mくらいで適当に拾ってきて使うのがよさそうですけど、ヒューですからねえ……変なのつかむ可能性もなかなかに高く。
読めないですなあ。
Posted by 真琴 at January 18, 2016 13:09
Vikesファンから見ると羨ましいOLの陣容で、OLを正しく使って、その戦術と相性の良いRBを選ぶだけで良い気がしますが…
ちなみにタフな持ちたがり絶対エースが1人いるといろいろ楽だと思いますよ!
その分の煩わしさもありますけどww

ちなみにQBを32位指名する場合は5年目オプションの都合で少しトレードアップするんじゃないですかね?
Posted by ニシ at January 18, 2016 14:35
クロウェルに対する不満が同じです。たいしてディフェンスがいない1stdownライン目掛けて頭下げて突っ込んでいく。
そして全く届かないという、今まで見たことがないRBです。
できれば成長してほしいですが、短い距離を任せられるRBがほしい。
Posted by フォスター at January 18, 2016 14:37
『アラバマのHenryが4巡指名が妥当との声も』なんて記事が出ていますが、
4巡で取れるものなら取って頂きたい。
Posted by redhotburger at January 18, 2016 20:55
>真琴さん
確かにMINにエリオットは勿体ないですが、チャンスがあるうちにという発想で取りにいったらそれはそれでえぐいなあ。
FAのRBマーケットは、お宅のシステムに合わせてお選びください的なラインナップになりそうで、ブラウンズ新フロントの腕の見せどころかもしれません。

>ニシさん
去年正しく使ってたんですけど使い手がいなくなっちゃいましてね。

何やかやで32位では希望のQBを指名できないことになりそうですが、
2位をスルーしたらブリッジウォーター方式採用でしょうか。22位だけやめてもらえればトレードアップに異論ありません。

>フォスターさん
コケるだけでなく、捕まってからのセカンドエフォートもほぼないですしね…
おっしゃる通り、ショートヤードでも活きないので見たことないタイプかもw

>redhotさん
ハイズマンの宿命か、RBではヘンリーだけやたら分析が進んでいる印象ですねえ。様々な意見を見るのが楽しいです。
個人的には、ちょっと小さいかなあとw
Posted by mentai at January 18, 2016 23:07