August 20, 2015

90ロスター:QB概観(含む2016)

 元ドラフト上位であるOLBエヴェレット・ブラウンとCBアーロン・ロスを獲得。
 ヘイデン、ケイヲン、デシールなど、CBにケガ人が相次いだためロスの補充はわからんでもないが、ブラウンとは。彼がオワコンである以前に、今欲しいOLBはしっかりコンテインできるラン対応力の高い人材であり、ブラウンにそんなイメージが皆無なんだがどうなんざんしょ。
 あとC/Gライアン・シーモアが開幕4試合出場停止に。まあ序盤なら彼を必要とする場面は訪れないだろう。と思いたい。

 一応最終回。というか明日プレ第2戦。
 2週連続サースデーナイトとはぬかった。録画観戦は土曜日に、二日酔いと闘いながら。すでにギルバートの出来に対するドキドキが止まらない。


<確定>
 ジョシュ・マカウン 6-4/218
 ジョニー・マンゼール 6-0/210

 ペティンは明言を避けているが、ロスター入りのみならず、開幕先発マカウン、2番手ジョニー、までは内定か。あーあ本当にマカウンになっちゃったかよ。
 我らがプルート氏が下のリンク先の記事で指摘しているが、去年のホイヤーでさえ、プレ初戦時点ではドライブを進められなかったのに比べて、マカウンの大ベテランならではの対応力、オフェンス理解度の高さを評価している。
 ジョニーがモノになるかどうかはもう1年待ち。とりあえず今季は、スタート直後にコケて後頭部を打ってうずくまっていたランナーが再びレースに戻れるのかを見極めるシーズン。

Cleveland Browns have Terry Talkin' Josh McCown, rookies and Justin Gilbert -- Terry Pluto (photos, video)  

<QB2枠のかほり>
 コナー・ショー 6-1/210 
 サディアス・ルイス 6-2/219
(テレル・プライアー???)

 ショーが親指手術との一報。正確な状況はまだ不明だが、QBの投げ手の親指ということでシーズンエンドも囁かれている。そうなればサド一択……でもない気がしてきているところである。
 3番手QBなんて結局緊急事態対応なので、テレル・プライアーという選択肢もなくはないからである。サドはキャンプからプレ初戦までを通して、すこぶる調子というか評判が悪く、とてもロスターに残れそうな雲行きではない。
 もちろんプライアーがWRとしてロスターに食い込むことが条件になる。


【いよいよドラフト2016】
 まだそんなに見ていない、というかじっくり見たところでQBは全然わからしまへんよって基本情報程度に。
 2016はトップ5クラスと言い切れるQBが現時点で皆無。これから1年で誰かが大化けしないと、近年にない不作の年になるかも。
 なお選手名の下のスタッツは昨季のもの。

<シニア>
コナー・クック Connor Cook(ミシガン州立) 6-4/218
 212/365(58.1%) 3,214yd TD/INT-24/8

 NFL界を地味に地味に席巻しているスパルタン産QB。シニアに限定すれば、今のところ頭一つ抜けたトップランナーという趨勢。
 素晴らしいタッチの持ち主で、惚れ惚れするようなリードパスも通す。それでいて去年のパス成功率は60%を切っている。ドラ1上位を検討しようって時にカレッジレベルでパス成功率50%台ってのはまあまあ問答無用。最終年の改善を前提としてもなお時間が必要なタイプかも。

コーディ・ケスラー Cody Kessler(南カリフォルニア) 6-2/225
 315/452(69.7%) 3,826yd TD/INT-39/5

 NFL界を裏席巻しているトロージャン産QB。今のUSCなら「ブラウンズのQBよりもステータス高い」(→ブラウンズに来てモチベーションだだ下がり)なんてことはないと期待しているところである。
 去年のスタッツだけで見ればずば抜けた実績だがノーハドルなので指揮能力は未知数。またパスの弾道がたいがい低く、ロブでコントロールできんのかという点は今季要チェック。プロはレシーバーがべったり張りつかれますよってね。
 そんなこんなありながら、コナクックと同じくらい楽しみにしているQBである。ブラウンズフロントも、プラード、テルファーを二枚抜きした過程でだいぶリサーチしているに違いない。

トレヴォン・ボイキン Trevone Boykin(テキサス基督教) 6-2/205
ダク・プレスコット Dak Prescott(ミシシッピ州立) 6-2/230

 デュアルスレットなお二人。意地悪く換言すると、とりあえずカレッジでは強烈な光を放つがプロ適性とは全然違うところに棲むお二人。
 来年のQB上位指名はジョニーに見切りをつけるのと同義であるところ、ジョニー諦めてこのへん獲るのは正気の沙汰ではなかろう。
 ボイキンは縦パスも多いオフェンスをやっているのでパサーとしての資質は多少見えるが線が細く、プレスコットはすでにプロ向きの体格ながらパサーとして披露できているものはジョニー程度。

カーソン・ウェンツ Carson Wentz(ノースダコタ州立) 6-5/222
 228/358(63.7%) 3,111yd TD/INT-25/10

 穴馬。FCSチャンプの司令塔。
 プロスタイル、長身、強肩、コントロールいい、など素材は一級。リーダーシップのあるライアン・マレット、もしくは頭のいいブランダン・ウィーダンであるなら狙う価値あり。

<ジュニア>
カーデール・ジョーンズ Cardale Jones(オハイオ州立大) 6-5/250
 56/92(60.9%) 860yd TD/INT-7/2
ジャレッド・ゴフ Jared Goff(カリフォルニア大) 6-4/210
 316/509(62.1%) 3,973yd TD/INT-35/7
クリスチャン・ハッケンバーク Christian Hackenberg(ペン州立) 6-4/234
 270/484(55.8%) 2,977yd TD/INT-12/15

 カレッジQBはアーリーするべからずという古いタイプゆえに現時点ではあまり気にしていないが、やはり今のところ挙げるならこの3名。
 カーデールは実績作りどころか先発すら危うい状況、しかも先発争いに負けるとしたら相手は後輩なので、アーリーする強烈なモチベーションにはなり得る。
 ゴフは、オフェンスがマイク・リーチの愛弟子ソニー・ダイクスによるゴリゴリエアレイド(チーム名にちなんで「ベアレイドオフェンス」と呼ばれているらしい)なので、「プロに向けて、残留してもこれ以上システム的に得るものが少ない」という理由でのアーリーはあり得る。スプレッドの跳梁とQBアーリー増加の風潮は決して無関係ではないと見ているがどうか。
 絶対に出てこない、と個人的に予想しているのは八犬バーグ。OLがあまりに酷かった事情はあるにせよ、それにしても本人の不安定さも大概なもので、去年の印象が(ドラ1候補にしては)悪すぎる。あと2年かけてじっくり実績を積みたい。 

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この記事へのコメント
プレ第2戦、ハイライトだけ見ました。
ジョニーはんは、機動力あるんだろうけど、プレッシャーから逃れるのに走りすぎじゃないですかねぇ……
Posted by ぶっくまん at August 22, 2015 08:58
ハイライトってことは、ロングパスを通したプレーでしょうかね。
だとするとあれはデザインで、一人だけ引っ掛け漏らして大回りせざるを得なかったため仕方ないプレーかなと思います。
確かにあの距離をあまり繰り返すと息切れますね。
4Q終盤はそれこそ逃げ回ってましたが、あれは一発逆転のチャンスを作るジョニーの持ち味ってことでw
Posted by mentai at August 22, 2015 13:02