June 21, 2015

犬ミニキャンプ

 ここ数年、6,7月はNFL以外のことに没頭する時期、というライフスタイルが確立されてきました。年に10か月ブラウンズとドラフトに没頭してることがまずイカれてるわけですが。

 色々ネタはあるけど、まず先日終了した三日間のミニキャンプ情報から。
 去年もこんなに充実してたっけ、と驚くばかりのブラウンズ公式サイトから、以下の記事を中心に少しづつ話題をピックアップしていきたい。だがしかし今回限りかも。

<初日の様子>
http://www.clevelandbrowns.com/news/article-5/5-observations-from-Day-1-of-Browns-minicamp/3e366299-0182-4ccd-bbf1-127158898fe8

<2日目の様子>
http://www.clevelandbrowns.com/news/article-5/5-observations-from-Day-2-of-Browns-minicamp/ee9ff269-2530-4e0e-bfe0-d9c27e1e4207

<3日目の様子>
http://www.clevelandbrowns.com/news/article-5/5-observations-from-Day-3-of-Browns-minicamp/2c4e88d3-f5d6-4c59-a280-7fc44c848180

<HCペティン会見>
http://www.clevelandbrowns.com/news/article-5/Mike-Pettine-transcript---June-18-2015/722aed41-06d7-4741-a817-04ab812eb9cd

<OCデフィリポ会見>
http://www.clevelandbrowns.com/news/article-5/Browns-offensive-coordinator-John-DeFilippo-transcript---June-18-2015/4683bb89-52e6-4340-9d6d-2c095bc5dd85

<DCオニール会見>
http://www.clevelandbrowns.com/news/article-5/Browns-defensive-coordinator-Jim-ONeil-transcript---June-18-2015/813c6b27-6cb6-43c3-8511-cc5dc7cdb7ad


【合流情報とケガ人情報】
 ようやくRFAテンダーにサインしたFSギプソン、無事大学を卒業したNTシェルトンなどが初合流。シェルトンは、プレーブックを覚えるという観点からは1か月以上のロスだが、これから挽回。
 ただギプソンはハムストリングを痛めた状態でミニキャンプに登場し、全体練習不参加。ペティンも珍しくdisappointedと名指しで不快感をあらわに。
 ケガにより全体練習に出たり入ったり(あるいは全前不参加でバイク)だったのはギプソンの他に、ドラ1アーヴィング、NTテイラー、CBとらモン、OLBミンゴなど。ケガの詳細は不明だが、いずれも7月下旬開始の本チャンには間に合う見込みとの由。テイラーは安定のバイク王。
 この恩恵で1stチームでの練習を経験できたのはFSポイヤー、CBデシール、OLBソロモンなど。特にソロモンはオフェンス陣からも高評価らしく、この時期にしっかり目立っているのは喜ばしいことである。ついに安住の地を見つけたか。

【スロットレシーバー】
 ボウとハートラインも含めたWR陣に加え、TEハウズラー、RBクロウェルなど、入れ替わり立ち代わり状態のようである。モーションを絡めてこのスポットでミスマッチを生み出すのがデフィリポオフェンスの特性になりそう。
 OTAでは全プレーの7割とまで報じられたプレスナップモーションの多さであるが、そもそもモーションには、位置取りを変えてセットし直してからスナップするものと、モーション途中にスナップするもの、と大きく分けて2種類があり、デフィリポが多用しているのは後者。
 一般的に、モーションする第一義的な狙いは相手がマンカバーかゾーンカバーかを見ることにあるが、後者の場合は、ミスマッチを生み出す目的がより強い。さらにもうひとつ、モーション途中にスナップを開始することで、モーションした選手が助走をつけてダウンフィールドに出られる利点も侮れないそうである。
 プレーとしては多少複雑になると思われるので、選手がちゃんとモノにできるのか、ってのがたぶんこれからの課題。

【守備のベースフォーメーション】
 情報が錯綜。オニール発言の「ベース守備を増やす」という発言から3-4フォーメーションの割合アップと読み取ったが、ペティン発言からはベースとしての4メンフロントが増えるようにも読める。
 ただ、オニールの説明における3-4は5-2に近いもの、もっと具体的にいうなら「4-3UnderプラスSOLBのパスラッシュ」を考えているようである。そういう意味ではオニールもペティンも同じ守備を指しているのかもしれぬ。
 ただいずれの発言も、シェルトンの出番を如何に増やすかが根底にあるのは間違いない。
 アーモンティ(去年までは3-4DEメイン)のOLB/DEへのコンバートを示唆していたり、ソロモンは「より3ポイント向き」との発言も出ていたり、新人オーチャードを含めて4-3DEの人材は想定されているようである。
 実質5-2守備といえばまず思い浮かぶのはPITだが、その目指すところはだいぶ違う。PITはとにかく戦術的にも戦力的にもパスラッシュを磨いてDBの負担を減らすことを目指しているのに対し、ブラウンズの目指す5-2はまずDBありきで、一流のカバーがあってこそ実質5メンフロントが敷けるという、PITとは正反対ともいえるアプローチ。これがうまくいくかどうかをぜひ見届けたい。
 さて問題のミンゴは、現段階ではサブパッケージのOLBでしかなく(4メンフロントのOLBだからもはやパスラッシャーですらない)、ベース守備での出番を確約されるに至っておらず、これから勝ち取らなければならない状況のようである。去年、肩を負傷しながらのプレーだったことが明らかになっているので一応ブレークの目はまだ残っているが、もはや生き残れる道はペッツのコリンズ路線だけであらふ。
 ところでペティンからは、シェルトンとキッちゃんを両DTに置く(+DEに泥酔さん)ビッグフロント構想も具体的に出ている。テイラーじゃないところがミソ。

【エースRB争い】
 エースRBに求める要件として、デフィリポは「Hot Hand」を挙げている。
 ウエストもクロウェルもこの分野では全く実績がなく、これって新人RBデューク・ジョンソンと同義語なんじゃと読むこともできる(あるいはそういう煙幕)が、ウエストも去年からキャンプではナイスハンドを見せているのでまだまだわからない。

【スペシャルチーム】
・Kハートリーをカットし、キャンプ参加中のKはケイシー・スピアー、トラヴィス・クーンズという無名の2人。とりあえずKANDIFUほど安定したキックオフもできていないようで、まだ特徴は掴めていない。
・パントリターナーとしてWRテイラー・ガブリエルを試しているそう。デュークは、当面は専らキックリターナーとして見ることになりそう。
・Pリーは、ミニキャンプはまだ身体を温める段階で、プレシーズン期間中に徐々に仕上げていくくらいのマイペース調整だそうな。大ベテランはそんなもんか。
・LSもヤウントをカットして実績のないヒューレット単独のキャンプインだし、パンター以外は未知数にも程があるユニットとなっている。ここまで新顔が揃うと楽しみのほうが先行。

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この記事へのコメント
犬OTAのエントリでの「ソロモンが戦力に…」でそんなヤツ知らんな−、と思ったわたくしです
Posted by vinta at June 22, 2015 20:18
数秒の動画ですが、ブラウンズでのデビュー戦(Week16@CAR)でこういうことをやってのけた選手です。
http://www.clevelandbrowns.com/news/article-1/Immediate-impact-Browns-LB-Scott-Solomon-makes-plays-against-Carolina/00166679-ba67-49b6-9ed4-220d0d534c77
実績はこれだけなんですが、あまりにプレーの出来がいいので化けないかと期待してしまいます。
Posted by mentai at June 27, 2015 02:15