May 03, 2015

病む三日目

 ペティンすげえわ。重症だわ(褒め言葉)

 本日までの3つのエントリは、各選手がドラフトされた瞬間の第一印象を残しておくため、否定的な意見も素直に述べたものであり、ブラウンズユニを着るからには全員全力で応援するものであります。


4-115 SS イブラヒム・キャンベル(ノースウエスタン) 5-11/208
 DCジム・オニールと、ノースウエスタン現HCであるパット・フィッツジェラルドはコーチとして同僚だったことがあるらしく、先日とある結婚式で会った際に、オニールがフィッツジェラルドからキャンベルを強く薦められたと。その際の口説き文句が「ジム・レナードのようなリーダーになれる存在」だったと。
 ペティンは、コーチの意を全て汲み取れる存在としてのレナードの後継者を欲しているに違いないと考え、適していそうな候補として、超優等生と評判だったジョーダン・リチャーズを想定していたわけだが、実際はこっちだったようである。
 タイプとしては、ボックスが得意なハードヒッター。決してパスカバーが苦手なわけではないがそもそもスピードが一流でないことによる不利はあると。ただ、キャリア4年間で10INTだからボールスキルはそれなりに高そう。
 勝手なイメージながら、完全無欠の4巡候補。それ以上でも以下でもない。バックアップSのニーズにもマッチした、実に心穏やかなピック。


4-123 WR ヴィンス・メイリー(ワシントン州立) 6-2/224
 ジュニアカレッジ出身。昨年は106捕球1483yd9TDの派手スタッツを記録しているが、106捕球の裏で落球数が13とも19とも言われている落球キング。
 一番の魅力はサイズで、ガタイを生かした捕球ポジション取りの強さが武器。ただスピードもクイックネスもないのでセパレートはできない。ブロッキングの上手さは不明。パワーだけで多少は何とかできるだろうけど。
 まだ経験が浅いので、キャッチングとルートランが上達すればドウェイン・ボウの後釜になれる可能性アリと踏んでの指名だろう。今年はほとんど出番なしくらいを想定しておいたほうがいいかも。ボウ先生の下で育て。
 WR関連の余談として、ファーマー会見によると、3巡でクリス・コンリーを指名しようと考えていたがアップしてきたKCにさらわれたらしい。


6-189 CB チャールズ・ゲインズ(ルイビル) 5-9/180
 6巡だからもうペティンの趣味に走っていいよと思った矢先にCB指名。いい加減にしろ。
 バリューっぷりはかなりのものらしいが、今年CBは全然チェックしてない。してるわけがない。ペティンのビョーキを甘く見ていた。
 よってゲインズについて今書けることは何もありませんよってまた後日。


6-195 TE/FB マルコム・ジョンソン(ミシシッピ州立) 6-1/231
 実に興味深い。
 カレッジではスロットとウィングを行ったり来たりのH-バックとして活躍したそうである。
 サイズを見るに高さも幅もなく、ブロックするタイプではなさそうだし、シャニーオフェンスだったらこんなタイプは全く必要ない。つまりフリップオフェンスにおいて、ベールに包まれた特定の役割を想定して獲得したと推察される、想像力を駆り立てる指名である。


6-198 TE ランドール・テルファー(南カリフォルニア) 6-4/250
 こちらはピュアなTE。高校時代は全米有数のプロスペクトだったようだが、ルート取りに鋭さがなくレシーブの集中力もイマイチのようで、大本営評価はブロッキングTEであった。
 ケガを押してでも試合に出るガッツのある選手で、チーム内でも尊敬を集めていた存在らしい。このキャラは今年のドラフトのテーマである。


7-219 ILB ヘイズ・プラード(南カリフォルニア) 6-0/240
 USC連発。というか今年はPac-12から7人指名の偏りっぷり。このカンファレンスにフリップオフェンスのルーツがあるのか、それとも首脳陣がワークアウトと称して西海岸を満喫してきただけなのか。
 話が逸れているが、プラードはシニアボウルでハードタックルが評価され、名前は記憶にあった選手。STの域を出ないのか、カークシーと使い分けるくらいまで育ってくれるのか。USCのキャプテンを2年務めたリーダーシップはプラス。


7-241 CB イフォ・エクプレ=オロム(オレゴン) 5-9/192
 ホワイノット?
 今季IR確定ピック。もちろん、その後フィールドに立てる可能性も極めて低い……と全チームが判断した元ドラ1候補。
 重い病のペティンでさえラストピックまでスルーしたほどだから、おそらく膝の状況は相当悪いのであろう。ファーマーが早速会見で「いつ完治するかはわからない」と発言した模様。
 復活すればスターター即当確のタマですし、S転向の目もありますし、今ドラフト実に12個目のピックですし、ローリスクハイリターンにつき文句は1ナノもございません。ある意味ペティンがHCじゃないとできなかった指名。


総評
 「Pac-12収集」よりも特徴的なのは、「練習態度が真面目」と評価されている選手を徹底的に指名したこと。さすがに昨年3人も外したから懲りて当然か。
 拘りすぎた結果、妙に大人しいドラフトになってしまった負の側面も出てくるかもしれない。あんまり強くなった気がしない。キーマンはオーチャードかな。
 とはいえニーズは埋めていった堅実なドラフトで、じりじり地力が上がることに期待します。あと7巡でダメ元バカ肩QBを指名しても良かったんじゃないかとは思います。

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この記事へのコメント
この三日間、なかなかテンションが上がる指名がなかったんですが、最後の指名で目が覚めました。(オロムの彼女が可愛かったのでw)
Posted by マチヤ at May 03, 2015 11:51
ミスター・ミスター・イレレバント受賞、おめでとうございます。
Posted by kurotan at May 03, 2015 20:52
ステフォン・ディッグスごちそうさまです(挨拶

ペティンは重症ですな。CB予備校の開校でも目論んでんでしょうか。
うちは一巡がないも同然の大ブーイング指名でしたがほかは概ねいいドラフトになったっぽく。CLEはどのくらいの点数とご判断でしょうか
Posted by 真琴 at May 03, 2015 22:52
3日間お疲れ様でした 楽しませていただきました
デュプリー グレゴリー MAXX等取れたのになぁっという不満も若干ありますが真面目な面々を揃えたとのことで納得です
クーパー指名はDL総入れ替え位考えてそうですね

ペティンの病気に関してはふと思ったのですが
もし12位にトレウェインズ残ってたら指名したんじゃないですかね?
次代の未練とか目指されそうで怖いですw

大本営のグレードはなかなかの評価
去年も1巡の二人以外はいい指名でしたし(それが一番の問題ですが)
今年もいい指名だと信じてシーズンを待ちます
Ifoガンバレ

Posted by 爺ちゃん at May 04, 2015 07:03
>マチヤさん
イフォのケガが一年かけて完治したとして、
来年のドラフト下位が早くも楽しみになってまいりましたw

>kurotanさん
ありがとうございます。
昔ミスターミスターってバンドいましたね(古)

>真琴さん
ディッグスMINかー。5巡ないのが痛かった。

今年のドラフトは、ニーズをしっかり埋めたので及第点ですが、そこからの上積み点はなし、という感じでしょうか。
QBスルーについては、供給サイドがアレだったので減点しませんw

>爺ちゃん
今年はハズラムの影も見えませんでしたし、今後も上位指名はファーマーがしっかりコントロールするでしょうw

去年の反省が存分に生かされているように見受けられるので
去年のイイとこ取り(ビトーニオとかカークシーとか)ができればだいぶ戦力は上がるんですけどね

ドラ1は評価が難しそうです。選手としては当たってもチームは全然上昇しない、てなことのないように…
Posted by mentai at May 04, 2015 19:48
なかなかええドラフトじゃないですかね?
ベティンさんも病がはっきりしていて好ましいというか

関係ありませんがついさっきルービンがシーホークスに加入していたと知り動悸がしてきました、たぶんインドの青鬼とかいうくっそ苦いビールのせいだけではないと思いたい

辞世の句
じゅういしめいけんでらんにんぐばっくをしめいできるよゆうがあるちーむをおうえんできてすごくしあわせでした、いてんとこーちじんのくびやくしろ
Posted by SLEEP at May 04, 2015 20:18
ドラ1の大失敗が続くとCに逃げる、ってのもブラウンズらしいといえばらしいところですがw
ルービンのSEA入りは怖いですね。役割が明確なD#ならまだまだ復活可能だと思います。

ドラフトボードのトップ10どころか1位だったってんならショウガナイヨ
Posted by mentai at May 05, 2015 11:45