March 03, 2015

犬コンバイン徒然(その4)

 タグ締切らる。
 ブラウンズは予想通り誰にも貼らず。
 唯一、TEキャメロンにトランジションタグを貼って、高い契約を締結されたらそのまま流し、安ければマッチ、最悪単年7M程度なら、という線は考えられたがそれもせず。ケガのリスクがちょっと高すぎたか。

***

 結局その4で終わらず5まで。
 このシリーズしんどいわ。数字だけで話広げろったって無理に決まってんだろ。誰だよ始めたの。


DT
 以下、レナード・ウィリアムズ(USC)は無視してお送りします。

 まず3テク候補から。近年のトップインサイドラッシャーには共通点があって、10ydスプリットが漏れなく速い。スー1.69、ダリアス1.68、マッコイ1.68など。マッコイなんかは、全体的に低調なコンバインだったがこの10ydスプリットだけは良かった。去年のアーロン・ドナルドが、多少軽いながらも1.59という怪物的記録を出したのは記憶に新しいし、JJワットは1.64でやっぱり変態。
 ただし彼らは「超一流」の領域なので、別に1.7を切らなくてもいい。今年のベスト3テク候補であるマルコム・ブラウンは1.75。体重320ポンドでの記録だから、これでもかなり良い数字で、どちらかというと評価アップにつながるはず。
 唯一、同サイズでブラウンより速かったのがカール・デイヴィス(アイオワ)。1.72。また出てきやがったよこいつ。
 この視点から掘り出し枠を漁ってみると、シュラインゲームで活躍したデリック・ロット(テネシー大チャタヌーガ)が314ポンドで1.77。また、インサイドラッシャーではないが、ヘンリー・アンダーソン(スタンフォード)が294ポンド(コンバイン当時のマッコイとほぼ同重量)で1.63というずば抜けた数字を残している。40ydは5秒超えなので目立ってないが、ずば抜けた初速でスカウトたちの目には留まっただろう。大学で3-4DEをやっているので、ブラウンズ的にももちろん候補。

 一方、ノーズはあまり参考になる競技がないのでさらっといくが、ダニー・シェルトン(ワシントン)の40yd5.64、10yd1.88はあまり悪材料にならないと思われる。とりあえずジョーダン・フィリップス(オクラホマ)が元気そうなのが何より。
 中位以降の候補として、エリス・マッカーシー(UCLA)が、シェルトンとほぼ同サイズでまずまず動けることを証明。どうせ完全なる2ダウンDTだし、フィリップスの背中の爆弾を敬遠するならこっちでもいいかも。
 5テク候補のアリーク・アームステッド(オレゴン)は、公称※6-8なのに計量して6-5だったらどうしようと心配していたが無事に6-7。スピードはあまりないようで、ランストッパーとしての貢献に絞られそうだから、2巡で残ってたらといったあたりか。

※そういえばずっと用語説明を失念しておりましたが、弊場で用いている身長体重の「公称」とは、所属カレッジのサイトにおける表記を指しております。


パスラッシャー
 ヴィック・ビーズリー(クレムソン)は、数字がいいのはもちろんだが流れが最高。「バルクアップしてきた」の宣言通り、公称から約10ポンド増量の246ポンドで登場し、ベンチ35回。いくらバルクアップしたっつったって、このサイズの選手としては常軌を逸した回数でまずは挨拶。
 で、当然スピードが失われればバルクアップと呼ばないわけだが、40ydはフロント7トップタイの4.53。垂直跳び、立ち幅跳びもトップ3。諸々の数字の比較対象がジョー・ヘイデンというおかしなことになった。
 ブラウンズニーズ的には246ポンドでもまだ軽いが、このパワーならエッジラッシュ以上のバリエーションがあるかもしれない、という点で、少なくともミンゴとはまるで別の選手であろう。要見直し。いや見直しどころか、ランディ・グレゴリーが235ポンドのガリガリ君で登場してしまった以上、3位のJAXが調査を開始したレベルかもしれん。LEOを狙うならファウラーは違う。シェーン・レイとの一騎打ちまであるか。

 アルヴィン・デュプリーは、ビーズリーより20ポンドも重いのに40ydも10ydスプリットもほぼ同じ、垂直・立幅では大幅にビーズリー超えと、これまた凄いことになっており(ベンチは回避)、我が本命の座は不動。
 Football Perspectiveというサイトが、こちらの記事などで、体重を加味した40yd最速選手を算出している。この計算も係数次第ではあるが、過去のデータを使用しているからかなり客観性を帯びたものと思われる。これでいくと40ydで全選手中のベストパフォーマーはデュプリーだし、別記事によれば立ち幅跳びでも、世界記録野郎バイロン・ジョーンズを抑えてトップはデュプリーである。
 カレッジで結果を残し、コンバインでフリーク級の結果を残してなお大バストだったヴァーノン・ゴルストンの影が消えることはないが、珍しいのはあっちのほうなので迷わず行くがよろし。

 スモールスクールからシニアボウルに出て注目を集めたリンデン・トレイル(ノーフォーク州立)は、公称を上回る身長6-7、体重269ポンド、腕の長さ34.875インチという素晴らしい体格だったがスピード系種目がかなり低調。
 ダニエル・ハンター(LSU)が252ポンドで40yd4.57、10yd1.58と素晴らしいスピードを披露。というか彼こそ(出身大学を別にしても)ミンゴと丸被りなんだが、こんなんが2巡3巡で拾えるのか。全体6位で指名したチームがあるんですけど。2013ドラフトって。
 あとは、どちらのカテゴリーに入れるか悩ましいアンソニー・チキロ(マイアミ大フロリダ)が全体的に素晴らしいコンバイン成績を残した。彼もまたシニアボウル活躍組。果たしてNFLでは万能なのか中途半端なのか。

 欲しいかどうかは別として、グレゴリー、ファウラー、レイ、ビーズリー、デュプリーの5人は1巡上位に向けて地位を固めてきた感あり、先の4人のWRと合わせると、2ポジションだけで候補9名。グレゴリーはスリップ気配だが、現時点では12位は外していないだろうから上位がびっちり詰まってきた。12位ステイでも誰かは拾えること確定だから、トレードアップはもちろんダウンもダメ。

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/karashimentai/52069816