February 02, 2015

感想

 元々スルー、もしくは別記事の冒頭にちょろっとだけのつもりだったが、さすがにこれは単独記事でたっぷり感想を書かざるを得ない。なんと劇的な展開。
 あのままSEAがいくと思ったけどなあ。最後の最後にやりやがったよ、

 ケビン・コスナーが。


 というわけで、以下、映画「ドラフト・デイ」の感想を申し述べるのでこれから観る方は退却ください。

***

・「ドラフト大好きブラウンズファン」という、日本で最もこの映画に対して剥き出し全裸なクラスタ所属につき、中立的に映画を評価するのは困難を極める
・上映初日なのに両隣が必ず空く程度の混雑具合。おそらく日本ではどこでもゆったり観られる点では非常におすすめである
・鑑賞の視点はもちろん「もしこのドラフトが現実に起こって、家でライブで追っていたとしたら」の疑似体験
・体験結果:キーボードを叩き壊した1時間後におしっこを漏らす
・何がすごいって、完全に主役だったブラウンズがそれでもドラフト敗者臭プンプンなこと
・この一点におけるリアリティは苛烈
・デイヴィッド・パットニー獲得は大殊勲
・ドラフト本番以上にリアリティに欠けていたのはブラウンズにいいQBがいること
・ドラフトについてもっとよく知りたい、という鑑賞目的の視点だと、参考になるはずのポイントは
  1.ドラフト候補生身辺調査の徹底ぶり(あの選手のモデルは絶対アイツ)
  2.オーナー、GM、ヘッドコーチそれぞれの立場と関係性
  3.ドラフト候補生、同代理人、GMの相互の距離感
  4.情報漏洩経路
など。特に1、2はジョニーにまつわるリアルブラウンズに照らし合わせると感慨深い
・総じて、やっぱりマニア向け
・ヴォンテ・マック役の俳優が素晴らしかった
・色恋沙汰は、解答する前に「ヘキサゴン」って言わなきゃいけないばりに無意味なアメリカ映画のルール
・おまえら現実エピソードを挿入するならそこはモンタナじゃなくてオットー・グレアムだろうが
・ブラウンズカメオ出演:アレックス・マック、TJウォード、フィリップ・テイラー、ディクウェル・ジャクソン
・その他ブラウンズ関係者からは、ジム・ブラウン、バーニー・コーザー、ジョー・バナーが登場
・バナー登場が最も虚しい
・映画鑑賞者のブラウンズに対する認知度が上がるかどうか、も気になる点だったがあんまりなさそう。やっぱりユニフォームが出てこないと印象に残りづらい
TITANS SACK MANIAのホロさんと遭遇。それくらいのことは起こる。いっそ示し合わせて鑑賞して感想述べ合い飲みくらいやったらいいと思う

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この記事へのコメント
そっちですかい!

安定してますなぁ(笑)
Posted by やぎ at February 02, 2015 21:41
付け加えるなら

・あのエキストラで出てるファンのリアリティぶりも凄い
・そしてオーナーの台詞回しもまぁクサいのだ(あのウォータースライダー、客はずぶ濡れになるがそれに喜んで金を払う。ファンは濡れたがっているのだ)
・エンドロールで出てくる「AS HIMSELF」の多さ
・ラストシーンのあれの意味する所、多分普通の人には分からないだろうな。
・うちの最も近い映画館では、観客9人でした。予想よりずっと多い。NFLの未来は明るい!(自棄)
Posted by ぶっくまん at February 02, 2015 23:15
私も初日に見ました。あんまり期待してませんでしたが、映画としては酷い出来でしたが、まずまず楽しめました。

この映画、ようは自分のクビを案じて、詐欺まがいのトレードを押し付けられたヘボGMの大逆転劇ということなんでしょうけど、いかに冒頭にドラフトの説明があったところで、ドラフトどころかアメフトを全く知らないであろう世のコスナー好き貴婦人の方にとってみれば、どこが大逆転劇だったのかもちんぷんかんぷんでしょうなあ。

個人的には、まあ、よくまとめたもんだと思えど、バリューチャート的に見れば、問題児RBとフリーフォールの可能性もあったLBというバスト可能性大コンビを獲るのに向こう3年間の二巡指名権を渡してしまうということが果たして成功なのか?と思ってしまいます。メルカイパーあたりは喜びそうですが。

いずれにせよ、調子の良いオーナー、プライドばかりの極悪感漂うHCとその場しのぎのGMというトリオって、どう考えても数年後にグリーンハウスフラッグたつのではないでしょうか。

おっと、これは映画でしたね。失礼いたしました。

いやー、指名が上手く行って、みんな笑顔で終わる良い映画でした。マジで。
Posted by びるずだいなすてぃ at February 03, 2015 07:25
失礼しました。

グリーンハウス、でなく、クリーンハウス、でした。

しかし、発端となった最初のトレードですが、リアル過ぎて本国首都チームのファンは笑えないでしょう。
Posted by びるずだいなすてぃ at February 03, 2015 07:29
あはははは、今回は流石に引っ掛からなかったwでも何時もながら事実との引っ掛け方は名人芸ですね。

と言うのも、この映画を昨年の現地観戦の折に国際線機内エンターテイメントで見ていたので。
カイル君が辞任した際に次のOC候補をまとめられた項で、ビル・キャラハンのことを

>DALからCLEへの横滑りなんて誰が引き受けるか馬鹿ってなもんではないかと。

とコメントされていましたが、いやいるんですよ実はしかもOCじゃなくHCとして...映画の中ですが、というネタバレを書き込むのを何回我慢したかw

アイヴァン・ライトマン監督の得意技がコメディー時々甘々なメロドラマ系なので、グダグダな雰囲気は仕方無いかなぁ。
スポーツの裏方を描いた映画では古くは「ザ・エージェント」、近年では「マネーボール」という傑作があるので、
その辺と比較すると辛いかと。

またアメフトNewsJapanさんの情報によれば、原案ではブラウンズはビルズ、シーホークスはジェッツだったそうですが、
ジェッツからは拒否られ、オハイオ州の税制措置で製作費が$3M削減できる事につられて、ビルズからブラウンズへ舞台を移したので、
真の地元愛には乏しいかも。なので、グラハムでなくモンタナなんでしょう。

ヴォンテ・マック役のチャドウィック・ボーズマンは、他の映画でジャッキー・ロビンソンやジェームズ・ブラウンを演じている超有望株です。

企画をインスパイアしたのは、びるずだいなすてぃさんがコメントされている通り、スナイダーの暴挙だと思われますww
Posted by LiCaK at February 03, 2015 09:44
追記失礼します。

バリューチャート&Reach/Value至上主義のカイパー&T.McshayのESPNコンビはむしろ批判的ですかいな。
M.メイヨックあたりですかな、この指名を評価するのは。
Posted by びるずだいなすてぃ at February 03, 2015 12:35
>やぎさん
わざわざSB終了まで待ってたエントリですw

>ぶっくまんさん
AS HIMSELFについて、最後に出てきたブラウンズユニの選手がみんな架空の名前だったので、厳密にはテイラー等も架空選手役だったんじゃないかとか。どうでもいい疑問ですがw
しかし9人かあ。

>びるずだいなすてぃさん
あの本番前トレードと最初の指名のセットが、街に暴動が起こるレベルの暴挙であることは隠したんでしょうねえ、ストーリー的にw
近年のRBの価値と、失った2巡3つを思いながら映画館をあとにしました。

>LiCaKさん
制作が発表された頃からずっとBUFかCLEかって感じでしたね。
あまり映画は見ないのでよくわかりませんが、マック役は新進気鋭だったんですね。いい表情しなさる。

元ネタどころか、制作のきっかけにまでなっているならWASに感謝ですw
Posted by mentai at February 03, 2015 22:35