January 22, 2015

新OCにジョン・デフィリポ

 結局、最初っから名前が挙がっていた本命にて決着。

 単なる噂であったり、インタビューが諸般の事情で実現しなかったものも含めると
 
 マット・キャヴァノー 
 マーク・トレストマン 
 チャーリー・ワイス 
 ビル・キャラハン 
 ナサニエル・ハケット 
 ブライアン・アンジェリチオ
 チャン・ゲイリー
 アル・ソーンダース
 アンソニー・リン
 マーティ・モーニンウェグ
 フランク・シグネッティ
 マイク・マーツ

 というふざけた人数を経ての就任。候補者たちのオフェンスシステムに統一感が全くないのは、たぶんインタビューという名のジョニー調査を、いろんな角度から行っていたのであろう。

 そんないらねえ連中の話はともかく、デフィリポは既報通り、昨年もOC候補としてインタビューを実施した人物。今年も真っ先に名前が挙がり、ペティンは相当気に入っているコーチなのだろう。

 デフィリポがQBコーチ時代の先発QBは
  07-08 OAK:ジョシュ・マカウン、ダンテ・カルペッパー、ジャマーカス・ラッセル
  09 NYJ:マーク・サンチェス
  12-14 OAK:カーソン・パーマー、テレル・プライアー、マット・マグローイン、デレック・カー

 となかなかに経験豊富。ルーキーQBが多い点が特徴的である。クズは育成できないが真面目なQBなら使い物にする。カーはもちろんのこと、09年はNYJのアシスタントQBコーチとして、マーク・サンチェスのルーキーイヤー、すなわち全盛期の育成に関わる。この年に、当時同チームのDCだったペティンの知遇を得たようである。


オフェンスシステム
 OC就任は初だからもちろん不明なのが大前提だが、グレッグ・ナップのオフェンスを多分に継承している可能性大であろう。ナップはWCO、しかもゾーンブロックに傾倒しているコーディネーターで、2012年のOAKにて、RBダレン・マクファッデンがおそろしく平凡なRBになり下がったのはナップがゾーンブロックを導入したせい、と言われているくらい(シーズン後にナップはクビ、デフィリポは残留)。
 いや別にナップオフェンスを腐しているのではなく、それくらい濃ゆいゾーンブロッキングスキームを持ち込んだということである。当時のOAKではダメでも今のブラウンズならうまくいく。
 シャニーシステムとの共通点はここまでで、あとは源流のWCOに近く、当然RBへのパスも多用。シャニーズロスターはパスレシーブできるRBを完全に捨てていたので、少し前は想定もしていなかったRB補強の目はかなり出てきた。
 また、テレル・プライアーでピストル中心のゾーンリードをやったこともあるのは、それでしか生き残れないかもしれないジョニーにとっては朗報だがあくまでおまけ。繰り返しになるが、デフィリポはジョニーがブラウンズ入りする前の去年のOC探しの段階からの候補であり、ジョニーのための採用ではない。


まとめ
 スタート地点が「なんで今年OC探してんだバカヤロウ」なので、そんなに興奮していない。
 QBコーチからOCへの昇格は、オフェンス畑出身の新HCが引き上げるのが一般的。守備畑HCの下で、いきなりオフェンス総責任者に抜擢されるのは珍しい。
 とはいえアンディ・リードがQBコーチからいきなりHCになった例もあるので、とにかく辛抱して見守ることが重要。フロントにおかれては、ジョニーのせいで来年成績が凋落してもくれぐれも首を切らないように。今度こそ、せめて3年契約は全うして。


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