January 13, 2015

‘14/’15回顧と展望 ILB編

 カーデール・ジョーンズは無茶してアーリーエントリーしても、今年のドラフトならいい線で指名されそうだよなあと思いつつ、でもしっかり「まだNFL入りは早い」感じを見せたから残留するだろうし、試合には勝っちゃってオハイオ州立は最高の結末か。

 ここからはあまり考えなくていいユニット。決して手抜きではありません。

【14回顧】
カーロス・ダンズビー
 12試合12先発 93タックル(47ソロ) 3.0サック 1INT 2PD
クレイグ・ロバートソン
 16試合11先発 99タックル(57ソロ) 2INT 4PD
クリスチャン・カークシー
 16試合8先発 81タックル(47ソロ) 2.0サック 1FF 3PD
タンク・カーダー
 16試合0先発 10タックル(6ソロ) 1sfty
※ザック・ダイルズ(※ブラウンズでの成績)
 4試合0先発 2タックル(2ソロ)


 昨季終了時点では最大の穴。長らく守備のリーダーだったディクウェル・ジャクソンと袂を分かち、オフにどういう補強を目論んでいるかと思っていたらまさかの大物ダンズビーであった。
 さらにドラフト3巡でカークシーも指名し、ひとまずロバートソンの先発はもう見なくて済むかな、という状態からのスタート。
 結果的には、カークシーがさすがにエブリダウン即戦力とまではいかず、ロバートソンとカークシーとで、ダンズビーの相方ポジションを分け合うような形に。とはいえロバートソン自身がかなり安定感を増し、今年はポカらしいポカもなく、ロバートソンで負けなかったのがシーズン9敗にとどまった一因、と本気で考えておるくらいである。
 ロバートソンのポカが減ったのは、苦手のパス守備を克服したというよりも、ブリッツに入るシーンをあまり見なかったのでゾーン守備を増やした結果ではないかと推察。

 ラン守備はDL編で述べた通りの低空飛行だったが、そもそもILBの戦力の集め方からしてペティンの(パス重視の)嗜好がとりわけ際立つ構成なうえ、ランブリッツの発想が薄めなのでタックルが遅れがちになる仕様も関係。リーグ最下位は問題だとしても、この守備と付き合う以上はまずDLであろう。ただ、オープンフィールドでのカークシーの動きの素晴らしさは来年の楽しみ。                                                          ダンズビーは、13シーズンのクレイジーなパフォーマンスの維持なんて元より期待していなかったし、パスカバーでは明らかに前任のDQを上回っていたので、ファンとしても十分に満足のいく出来であった。
 ただ13年と比較した際に、前年が出来過ぎで平常に戻っただけなのか、年齢から来る衰えなのか、ブレンド比率が判然としない。少なくとも今後はさすがに少しずつ下降線を辿ると思っておいたほうがいいかも。


【15展望】
 ロバートソンはERFAで、即押さえて終了のはずだから戦力の流出はなし。
 それなりに大型の補強はあっても不思議ではない戦力だが、昨年クリス・ボーランドを何度もスルーしやがったことから察するに、ラン守備特化のILB(個人的にはボーランドは活躍できると思っているが)補強の方向性はないんだろうなあと。他のポジションのニーズがより強いこともあって、ILBは後回しになりそう。
 また、今季の序盤はダンズビーが守備を理解するための準備期間だったと考えれば、来年は開幕から司令塔ぶりを存分に発揮して守備全体のパフォーマンス向上、なんて妄想も可。オフェンスが再度やり直しになってしまったので、序盤の守備の踏ん張りはとりわけ重要である。

 3番手争いできるレベルの控えに関しては補強の可能性大。ロバートソンが旧政権チョイスなので、ペティン陣営がどこまで評価しているかが未だ定かでないのもあるし、そうでなくてもカーダーはSTからなかなか脱却できず、デプスの薄さは明らか。さらに、ダンズビーは来季中に34歳になるので、後継者候補を今のうちに育成する線もある(カークシーは全然タイプが違うのでこの枠ではないと思う)。
 スピードがあってダンズビーとスキルセットが非常に似ているベナードリック・マッキニー(ミシシッピ州立)は魅力たっぷりだが、ちょっと高そう。インタビュー等を経てフロントが惚れ込めばBPAとしての指名がないとは言い切れないが、「ドラ1でダンズビーの後継者」ってのは来年のアクションではないよなあというのが本線予想。

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この記事へのコメント
CLEもILBマッキニーが欲しいとは奇遇ですね…
パーカーをエサに2巡45位を1巡32位に上げるタメの燃料を貰いつつ1巡12位で指名して欲しい選手なのですがww
(ピートのアーリーエントリーでシェルフが指名出来るかと思ったらスタンリーはアーリーエントリーしないとかって話があるようなので余計に)
Vikesは来年はグリーンウェイが引退前に1年MLB転向でお茶を濁しそうなので、サイズもあって目が良いと言われるマッキニーは非常に魅力的なのですよね。
Posted by ニシ at January 14, 2015 09:13
表題とは何の関連もないのですが、karashimentaiさんの予測(昨年3月13日)について

>デンバーいいねえ。TJ、タリーブにウェアとはね。
 (中略)
>全力を出せ。
>もっとやれ。

>そしてSBを逃せ。

はい、ご存じの通り、案の定の如く逃しましたw
おまけにコーチングスタッフはガラガラポンwwペイトン・マニングは引退の可能性大www

いや、これでマニングが来シーズン帰ってきたら、GMエルウェイはとんでもない詐欺師で催眠術師だわ。マニングも39歳にしてスクランブルに開眼するかもしれん。

>代価としての数年のドアマット生活

こっちの可能性が高いですSB逃したのに(TT)以上、ご報告までm(_ _)m
Posted by LiCaK at January 14, 2015 12:04
>ニシさん
ILBは基本無いはずなんですが、マッキニーだけはフロントの好みにドンピシャのような気がして引っ掛かります。

スタンリー残留は痛いです。
シャーフは喋りが予想に反してワイルドでなく、知的な感じさえするのでどうにかして12位に落っこちてきてもらわないとw

>LiCaKさん
いらっしゃいませw
Posted by mentai at January 14, 2015 22:51