January 11, 2015

‘14/’15回顧と展望 OLB編

 OC情報は、ある程度集まった段階で随時。

【14回顧】
ポール・クルーガー
  16試合15先発 53タックル(36ソロ) 11.0サック 4FF 4PD
ジャバール・シアード
  16試合5先発 44タックル(26ソロ) 2.0サック 3PD
バーキヴィアス・ミンゴ
  15試合11先発 42タックル(26ソロ) 2.0サック 4PD
エリック・マーティン
  13試合1先発 6タックル(1ソロ) 1FF
スコット・ソロモン
  2試合0先発 7タックル(2ソロ) 1.0サック 1FF


 大きな戦力変化はなく、前年期待を裏切ったクルーガーとミンゴの爆発に期待するだけのシーズンイン。
 蓋を開けてみれば、クルーガーが移籍2年目にして、大型契約をペイするかもしらん11サック。ブラウンズの2桁サックは06年のキャメロン・ウィンブリー以来で、クルーガー本人にとってもキャリアベスト。しかもほとんど個人技なのがポイント高し。今年はシンプルなブルラッシュと、ブルからエッジへのコンバージョンをうまく使い分けてパスラッシュのバリエーションが広がった印象があり、それに伴ってコンテインもできるようになったのでランストップでも貢献。こりゃ一皮剥けたかもしれぬ。
 ミンゴは2サック。にさっく。かといってランストップもパスカバーも貢献しとらん。コンテインミスで一発TDを演出するポカがなくなったくらいか。PFFが頑なにミンゴにいい点数つけてるのは何かの陰謀なのか。同期のパスラッシャーで欲しかったディオン・ジョーダンもジャーヴィス・ジョーンズもケガで使いモノになっていないので、ドラフト自体がトラップさながらではあるが、ミンゴは元気ビンビンで使えてないのだからちょっと質が異なる。
 プレーに全然絡んでないくせに動きだけは目を見張るのが厄介。確かに惚れるスピードの持ち主なのでついつい来年こそと期待してしまう。「あれ、思ったほどスピードもないじゃん」でお馴染みのジョニーとは同列ではない。
 シアードは5先発だが、たぶんミンゴより出番は少し多いくらいで、実質半先発。それでも干されたといってよかろう。
 元々この3人でばっちり回す構想だったのでその下のレベルはあまり気にならなかったが、彗星のように出現したのがソロモン。2012年ドラ7から即ジャーニーマン、今季11月中旬にブラウンズとPS契約を結び、Week16にPSから昇格、初登場でいきなり1サック1FF1ロスタックルと大暴れ。PS契約したのもシーズンがどっぷり動き出してからだったので、犬ニュースにも取り上げてない。
 とりあえずWeek17を前にマーティンがあっさりカットされたのは、ソロモンの出現と無関係ではなかろう。来年の開幕ロスター候補としてのチームの期待は窺える。


【15展望】
 シアードがUFA。毎年期待し続けたが最後までブレークしきれなかった。てかサック数がこんなに綺麗に右肩下がりになるとは思わなんだ。最終年はプレータイム激減の影響もあるが、それこそミンゴにプレータイムを食わせたあたりから判断しても、首脳陣は彼を残すつもりなどないであろう。
 3ポイントスタンスが安定し、対ランでは力を出すハイモーターガイなので、移籍先探しはそんなに苦労しないだろう。金額はさておき。
 
 シアードが抜けたら補強必須。できればクルーガーと、まだ見ぬパスラッシャーとで先発をがっちり固め、ミンゴを状況に応じて自由に投入するのが理想と思われるため、あんまり軽くて4-3がキツそうなパスラッシャーは想像しづらい。ミンゴを諦めるなら話は別だけど。
 FA市場の(スー断念シナリオでの)本命はジェリー・ヒューズ。ペティンの下で開花した経歴が前提にあって、今年御大を最も苦しめたパスラッシャーでもある。ただあの時のパフォーマンスが、B国をして再契約に本腰を入れさせるかもしれない。
 気持ち的にヒューズは同盟国にて引き続き暴れていただいて補強はドラフト、となれば上位候補は年末イントロ編通り。もう少し下で掘り出し物を探すなら、ベナードリック・マッキニーの陰に隠れた守備の功労者プレストン・スミス(ミシシッピ州立)、膝半月板のケガがなければドラ1候補だったかもしれないセドリック・リード(テキサス)、ディフェンス版アイゼア・クロウェルのような道を歩んでいる元スターのデヴォンテ・フィールズ(TCU、未アーリー)など。曰くつきも辞さずなフロントであることは昨年実証済。小生もQBでなければ基本賛成。
 なお、今季早々にIR入りしてしまったDLアーモンティもOLB補強戦略に多少影響するかも。

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この記事へのコメント
エイブリルと契約延長する前にデプス強化案としてシアードへの興味がSEAファンの間で出てたんですが、4-3DEでパスラッシャー能力が復活する可能性はどんなもんですかねえ?お値段次第でもありますが。
Posted by rworuha at January 12, 2015 11:35
4-3固定のチームなら数字は上がると思います。
元々ムラがあって、試合から消える時は完全に消えるのが難点ですが。
Posted by mentai at January 12, 2015 23:23
ご意見ありがとうございます。あくまでデプス強化なので、ムラがあるのは何とかなるかとw
もし安く来てくれるなら現控えDEスコフィールドみたいに他所で大きめの契約結べる位のプチブレイクを期待したいです。(スコちゃん自身はフィジカルチェックで契約がご破算になってしまいましたが・・orz)
Posted by rworuha at January 13, 2015 19:43
ヒューズはオフシーズン突入してすぐにGMが「どんな手段を使ってでも再契約する。」と言っていましたけど、HCにまさかのレックス就任で、このあたりがどうかなのですね。
ペティンさんの元ではパスラッシュ専門でしたが、シュヲーツ守備ではほぼフルタイムでした。
これが彼の成長なのか、システムとの相性なのかは何とも分かりませんが、昨シーズンに比べるとラン守備やパスカバーも格段に上がった印象で、前者なのかなという気がします。

チームとしては、今シーズ、P.ブラウン、N.ブラッダムという若手2人も随分と伸びましたし、来年はKikoも戻りB.スパイクスとの再契約も可能性がある。これに子飼いの.ペースやD.ハリスを獲る算段なのであれば、高くつくヒューズに拘る必要は無いかと。レックスは意外とプレミアムOLBは抱えないようなので。

仮にシステム重視で入団先を選ぶのであれば、レックス守備と同じC国は選ばないかもしれないですねえ。むしろ、シュヲーツさんを追いかけるかと。
Posted by びるずだいなすてぃ at January 13, 2015 21:58
ウチはヒューズをパスラッシュ専任にするほど戦力が揃ってないので、そこで何とか釣れませんかねえw
ペティン守備と合わないことはないんでしょうが、確かに本人がシュヲーツ守備を気に入ってしまったら厳しいですね。
Posted by mentai at January 14, 2015 23:11