January 03, 2015

‘14/’15回顧と展望 RB編

 諸事情により1月ぽっかり更新が途絶えるかもしらんため、この土日でいけるところまでいく。

【14回顧】
テレンス・ウエスト
  14試合6先発 171回673yd(平均3.9yd)4TD、レシーブ11回64yd1TD 2ファンブル
アイゼア・クロウェル
  16試合4先発 148回607yd(平均4.1yd)8TD、レシーブ9回87yd 3ファンブル
※ベン・テイト(※ブラウンズでの成績) 
  8試合6先発 106回333yd(平均3.1yd)4TD、レシーブ9回60yd 0ファンブル

FBレイ・アグニュー
  12試合9先発 2回2yd、レシーブ3回15yd
※FBキエロ・スモール(※同上)
  3試合3先発 スタッツなし


 地獄絵図さながらであった前年のノン=ランオフェンスを改善すべく、FAでテイトを獲得、ドラフト3巡でウエストを指名、さらにドラフト外でクロウェルにボーナスをつけて確保、と重点補強。さらにキャンプでは、同じくドラフト外のアグニューなんかを残してまで残留組を全員カットし、文字通りメンバーを一掃してシーズンに臨んだ。
 当面はテイトがエース、かと思いきや初戦からキャリーを分散し、最初に100ydを決めたのは開幕戦のウエストで、最初にランTDを挙げたのはクロウェルだった。
 テイトもその後に100ydゲームを記録するなど見せ場を作るも、シーズン半ばでまさかのカット。理由は定かでないが、口が過ぎてロッカールームの和を乱したとの報道もあった。しかし、その後に拾われたMINからもあっさりカットを食らったたあたり、全盛期の瞬発力が失われた線が濃厚か。
 現在は、プレーオフ用にPITに在籍。平均マイナスyd記録しやがれ。

 シーズン序盤のランゲームは好調だったものの、PITにマックを破壊されてから平均2ydレベルの低迷が続き、最終的には上の通りたいへん物足りないスタッツに。
 ウエストは、えぐいカットと粘り強い走りで才能を随所に見せるも、ビッグプレーを欲張って勝手に走路を変える困ったちゃんで、練習態度(おそらく全然いうことを聞かないのであろう)が問題視され、シーズン中に2度も干された結果の14試合出場。シャニーのゾーンランは、指定されたレーンに迷わず突っ込むことを一番に要求するわけだから干されるのもやむなし。ただ、前年400+キャリーの消耗は全く見られず、タフであることは認められた。素直になれば化けるかもしれない。
 結局、一番問題を起こさなかったのは開幕前に一番の問題児と目されていたクロウェルで、RBメンバー唯一の全試合出場となった。ゴール前ショートヤード専門でもないのに8TDは見事というほかなく、残り10yd前後の位置から一発でTDを決めるレッドゾーンでの勝負強さに非凡なものを見た。ボールセキュリティの甘さなどミスも見られたがおそらく改善できる範囲で、一段高みに昇るための要改善点はむしろボディバランス。せっかく当たり負けしない体格があって、スピードも現メンバーでは一番なのに、ちょっと足を引っかけられただけですぐ倒れる。何にもないのに芝で躓いてコケてんじゃねえのかと思うような倒れ方もある。あれが治ればもっと距離を稼げる。

 オフェンスとして特徴的だったのは異常なまでのRBへのパスの少なさだが、これはシャニーオフェンスのパスプレーが大抵プレーアクションからで、RBが基本的にフェイクに使われているのが原因であろう。これを増やすとシャニーオフェンスのアイデンティティが消えるので致し方ないところである。とはいえシーズン後半はオフェンス出なさすぎ病に悩まされたので、来年はそういうプレーも作ってくるかも。

 FBは、ノーマークだったドラフト外新人のアグニューが開幕ロスター入り。しかしシーズン途中でカットされてスモールが一時期正FBに就任。しかし事態が何も好転しなかったため速攻クビ、アグニューを呼び戻すドタバタぶりであった。
 とまあ動きは慌ただしかったがアグニューとスモールの違いが全然わからなかった。率直に申し上げると目糞鼻糞ボクイケ糞であった。後日言及するが、彼らの3分の2くらいしか体重のないテイラー・ガブリエルのほうがよっぽど効果的なブロックを見せていた。そのくせFBの出番はやたら多い。こんなにFBの出番があるならもっとマシなの取れ。

 シーズン最長ランは、最終戦のウエストが記録した36yd。怖さはない。


【15展望】
 そら13シーズンと比べれは見違えた。だからといって満足していいのか。AFC北が突如としてラン最強地区に変貌を遂げる中、ブラウンズだけついていけてない。ランオフェンスでまで置き去りにされたら救いようがない。
 加えて、ドラフトもRB天国になりそうな気配がある。2013ドラフトならジオとポジショントップを競ったであろうデューク・ジョンソン(マイアミ大フロリダ)がトップ5さえ外すかもしれない年にスルーしてええのんか。去年のWRの過ちを繰り返すのか。
 といった誘惑に個人的には駆られつつ、RB補強の基本線は
 
 1. ウエストとクロウェルの二年目成長期待
 2. ラン強化は基本OLで

になるだろう。層が厚いドラフトならば下位で待ち構える逆説的発想もある。最悪、ドラフト外でマイケル・ダイアーでもとるさ。

 ただFBはちょっと積極的に動いてほしい。ポジション的にそれほど優先度を上げるところではないから、他のポジションを犠牲にするとまではいかずとも、気にかけてくれればいい。SFからトレイ・ミラードを強奪する術がないのならドラフト下位で探してもよし。
 候補はFBグループからでもいいが、起用法を考えるとTEグループから、ってことで見つけた面白そうな選手の一人がジェラルド・クリスチャン。現在はルイヴィルにてレシーブ寄りのTEで売っているが、元々はフロリダ大学でブロッキング専門のTE/FBだった選手で、シャニーオフェンスのHバックにはうってつけの経験の持ち主。身長も6-3だから、リードブロックするにもそれほど高すぎず。
 そもそもブロック専任が嫌で転校を決意したらしいが、それもこれもNFL入りに向けてアピールしたかったがためであって、プロ入りしたらそんなことは言わんだろう、という希望的観測に基づく。

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この記事へのコメント
謹賀新年

遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。
ランが出なければこのチームは負けます。
ライン整備が急務でしょう。
Posted by oilman at January 07, 2015 10:51