August 26, 2012

【順位予想大会@高槻告知】 【業務連絡】 2012ブラウンズ戦力分析

 9月9日(日)、大阪府高槻市にて、今年も獅子吼ちゅるさん主催の順位予想大会が開催されます。詳細はこちら

 小生は昨年参戦したので、当時のプチレポートへのリンクなども貼っておきますが、ただただ楽しい一時です。
 今年は名札代わりのブラウンズTシャツも購入し、大量のハッピーターンを持ち込むゲームプランを企てていたにもかかわらず出張と重なってしまい参加できませんが(=開幕戦もライブ観戦不能)、それさえなければ月曜に有休とってでも深夜まで参加したかったほどの会です。

 で、その順位予想用に募集されているチーム別戦力分析のブラウンズ版を担当することになりましたが、ちょうど良いまとめ記事にもなると思い、ちゅるさんの了承を得て、こちらにアップすることでちゅるさんへの連絡を兼ねることと相成りました。

 以下、今年のブラウンズは分析するまでもないヨというツッコミを無視しつつ、皆の予想通りの結論に辿りつきたいと思います。書き方は、獅子吼にて紹介されていたスタイルを拝借。ここで好き勝手書けるとなるとついつい長くなってしまいますが、いつものことなのでご容赦方。

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【オフェンス: 昨年ラン28位、パス24位、総合29位】
 RBが次々倒れる不運もありましたが、昨年はとにかくランもパスもエース不在。ラッシングリーダーが584yd、レシーブリーダーが709yd、フツーのチームの2番手以下です。
 それを受けてオフェンス補強に注力した4月のドラフト結果がこちら。プラス、7月の補足ドラフト2巡にて、期待の大型ディープスレットであるWRジョシュ・ゴードンを指名しています。ただゴードンはまだ全然磨かれていないので、一年目からチームを押し上げるには至らないでしょう。
 FA加入はなく、新戦力はルーキーズのみ。よって、新人の活躍を「あわよくば」程度に期待しつつ、基本は2年目3年目選手の伸びで上積みを目論むシーズンになります。とにかく若い(というか未熟な)集団なので、RBモンタリオ・ハーデスティ、WRグレッグ・リトル、TEジョーダン・キャメロン、LGジェイソン・ピンクストン、RGショーン・ロヴァオなど伸び代のあるスターターが多く、且つ衰える主力はほとんどいない、という底上げ要素だけに望みを託します。

 昨年比で最も大きな改善はRBで、最終的に4番手RBのクリス・オーボナーヤがエースを張った状況から一転。ドラフト全体3位指名のトレント・リチャードソンに加え、昨年FA加入&シーズンアウトのブランドン・ジャクソンも実質新戦力です。
 ただ、キャンプ中に膝を手術したリチャードソンの完全復帰時期が見えません。「開幕戦に出られるかどうか」ラインの攻防のようなので長期離脱はなさそうですが、いずれにしろぶっつけ本番なので、いかな即戦力でも慣れるのに数試合はかかるかもしれません。

 もう一人、オフェンスで忘れてはならない重要な ”新戦力” が、オフェンシブコーディネーターのブラッド・チルドレス(プレーコールも担当)。
 これにより、HCのパット・シャーマーも「そもそもHC業が初めてなのにOC兼任」というブラック業務から無事解放されることに。司令本部が整備されたのはいいことです。もしかしたら一番大きな改善になるかもしれません。
 チルドレスはプレシーズンを見た限り、去年のシャーマーよりは縦を意識したオフェンスを展開、プレーアクションも多用しており、去年の停滞オフェンスを打破できるかが注目されます。


【ディフェンス: 昨年ラン30位、パス2位、総合10位】
 ブラウンズの頼みの綱。昨年のパス守備リーグ2位は、ランで攻略された結果なので額面通りには評価できないものの、言うてもトータル10位なので、まともに戦えるレベルにはあると思いたいところです。
 FA新戦力は、DEフロスティー・ラッカー(前CIN)とDEジャクエイ・パーカー(前PHI)の2名。狙いどころが渋すぎます。ラッカーがランストッパーぶりを発揮できるかどうかが一つのポイントになるでしょうか。

 一方、現時点ですでに以下の戦力ダウンが確定。
  ・OLB クリス・ゴーコン(アキレス腱断裂)……シーズンアウト濃厚
  ・DT フィリップ・テイラー(大胸筋断裂)……最低でもシーズン半分くらいアウト
  [未確定] OLB スコット・フジタ(黒聖者事件)……開幕3試合出場停止 ※8/29:ほぼ間違いないけどまだ確定ではないみたいなので修正いたします。
  [未確定] CB ジョー・ヘイデン(薬物規定違反疑惑)……MAXで開幕4試合出場停止
 先発ばっかりです。特に昨年のドラ1テイラーの長期離脱が痛すぎます。さらにヘイデン疑惑の顛末次第では傷口がぱっくり広がります。今年はオフェンスに力を入れたドラフトだったので、即インパクトを注入できそうな新人もいません。
 差し引き、ラン守備が改善するとはちょっと考えづらい。
 ただ両OLBに関しては、スターターのレベルが元々高くありません。サイズはあってもスピードがない弱点を何度も突かれてきたので、代役となる若手の溌剌プレーが見られれば、災い転じて去年より良くなるかもしれません。

 あとは、昨年なぜかインターセプトなしに終わったヘイデンの大逆襲に期待。まだ相手QBから避けられるに至っていないうちがチャンスと思っています。


【スペシャルチーム】
 Kフィル・ドーソンとPレジー・ホッジスは安定。冬のホームゲームで、天候が荒れまくる中ウチのキッカーだけがFGを成功させるのが唯一の勝ちパターンです。嘘です。
 リターンゲームは、かつて唯一の得点源だったクリッブスに往年の爆発力はもうないしブロッキングの統率も落ちています。最近はクリッブスという名前だけでキックオフを避けられている状態です。
 その他、キック/パントユニット、カバーチームを含めて、昨年からユニットとしてのポカが目立ちます。マンジーニHC時代はリーグトップレベルのSTを擁していましたが、クリス・テイバーが来てから、というより鬼才ブラッド・シーリーが去ってから、STはすっかり強みではなくなりました。


【総括】
  Q. ブラウンズの地区内予想順位は? 
  A. AFC北
 昨年の恵まれたスケジュールでも4勝に終わったので、地獄のNFC東と総当たりの今年は、同じ4勝でもチームは上向きと考えていいくらい、というのが冷静な予想でしょう。
 しかーし、昨年は7点差以内の敗戦が7試合もあります。これはディフェンスが踏ん張った結果で、接戦に持ち込む力はあります。昨年の守備を維持しつつ、まるで得点力のなかったオフェンスがあと一つTD/FGを積めればひっくり返せる、というところまで来ていると思います。

 以上、つらつら書いてきたことを一言に集約するとウィーデン次第
 新人全員が奇跡的にブレークする必要はない、QBブランドン・ウィーデン1人が爆発を起こせば勢力図はわからない、だって近年のNFLってそういうことだから。
 でも、ウィーデンの年齢と指名位置を考えると、現時点では将来性をさて置いても「(ラックを除いて)キャンプ&プレシーズンで一番良く見えるルーキーQB」くらいのポジションに居て欲しかったのですが、どう贔屓目に見てもそこにはいないですね。無理ですかね。無理でしょうね。今年は16試合のプレシーズンと思って楽しむ所存です。

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この記事へのコメント
・・・そのWii田君ですが、NFLオフィシャルサイトでの
ルーキーQBランキング、みたいなのでSEAのR.Wilsonや
MIAのR.Tunnehillよりも下の評価(PHIのN.Folesよりは
上ですが・・)に加え、地元当たりでは「Colt君の方が・・・」、
みたいな声も出始めてるみたいですね(苦笑)。

序盤3ゲーム当たりは、死ぬ気でガンバレ!!!。
Posted by ハルっち at August 26, 2012 19:36
来られないのですか残念です
自分は月曜有給取れないので23時新横着の新幹線でとんぼ返りの予定ですが

FS書いてないですが個人的にはアダムス移籍も痛いのではないかなと考えています
FSがDeepないしMiddleレンジのカバー巧ければウォードアンダーニーズで守らせてボックス8人にできるとか考えてますし

キャメロン、ベンジャミンあたりは荒削りではありますがトップクラスになれるとは思っています。
あとは…司令塔ですよね

PAランゴリ押しで何とかプレシーズン5割いってほしいです
Posted by ねる猫 at August 26, 2012 19:44
>ハルっちさん
今や、そのフォールズよりも下になっちゃいましたね…

いや実際、現時点ではコルトの方が上だと思います。
ですが、程度はどうあれウィーデンは近いうちにコルトを超えますし、
超えさせるためには経験値を与えないといけない。
それを一部のファンはわかってない!(笑)

>ねる猫さん
おお、参加予定でしたか。お会いしたかったですが残念です。

1deep多発のFSは…アダムズでも荷が重いかもしれません。
その役割をぜひシェルドンに担って欲しかったのですが(笑)

おっしゃる通り、荒削りが多いのでどこまで伸びるか、
という楽しみでしばらくはモチベーションを維持できます。
ベンジャミンとゴードンが両方育ったら面白いんだけどなあ
Posted by mentai at August 27, 2012 20:37